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坂東玉三郎主演『ふるあめりかに袖はぬらさじ』
あの最高傑作が赤坂に初登場!!

時代の波に呑まれていく人々を描いた有吉佐和子の傑作が、赤坂ACTシアターにお目見えする。

時は幕末、舞台は開港間もない横浜の遊廓「岩亀楼」。 その花魁・亀遊(檀れい)は、恋に殉じて命を絶つが、折から吹き荒れる尊皇攘夷の嵐の中で、 いつの間にか異人からの身請け話を拒んで自害した“攘夷女郎”に祭り上げられる。 そして亀遊をよく知る芸者のお園(玉三郎)が、はからずもその伝説づくりに一役買っていき……という物語だ。

三味線片手に亀遊の逸話をしたたかに語る玉三郎のお園は粋で、酒好きだが情に厚く、 ふとした佇まいや台詞に人生のおかしみや儚さ、孤独や悲哀をにじませる。まさに玉三郎の芸と粋が詰まった一作といえるだろう。

スタッフ・キャスト

〈 作 〉有吉佐和子

〈演 出〉齋藤雅文

〈出 演〉坂東玉三郎

檀れい

松田悟志

伊藤みどり

藤堂新二

団時朗 他

坂東玉三郎プロフィール

歌舞伎界を背負って立つ立女形。 歌舞伎の枠を超えて、世界の芸術家にまで大きな影響を与え、賞賛を得てきた。 若くしてニューヨークのメトロポリタン歌舞伎場に招聘されて『鷺娘』を踊って絶賛されたのをはじめ、 アンジェイ・ワイダやダニエル・シュミット、ヨーヨー・マなど世界の超一流の芸術家たちと多彩なコラボレーションを展開し、 国際的に活躍。映画監督としても独自の映像美を創造してきた。

歌舞伎では『壇浦兜軍記』の阿古屋や『籠釣瓶花街酔醒』の八ッ橋、『伽羅先代萩』の政岡など、 かつて六代目中村歌右衛門が演じた数々の大役を継承し、新しい境地を構築している。 鶴屋南北の『桜姫東文章』『盟三五大切』『東海道四谷怪談』などでも独自の芸風を展開し、高い評価を得てきた。 泉鏡花の唯美的な世界の舞台化にも意欲的で、代表作の『天守物語』をはじめ、 『海神別荘』『山吹』『夜叉ヶ池』など、優れた舞台を創りあげてきた。 近年は尾上菊之助との『京鹿子娘二人道成寺』の創造や、中国昆劇『牡丹亭』を上演するなど、ますます活躍の場を広げつつある。

2012年4月より和太鼓集団鼓童の芸術監督に就任。 2009年第57回菊池寛賞、2011年第27回京都賞思想・芸術部門ほか受賞歴多数。

あらすじ

幕末、 尊王撰夷の機運が盛り上がる開港間もない横浜の遊廓・岩亀楼。 病で床に伏せった遊女の亀遊を見舞いに吉原の頃から顔なじみだった芸者・お園 (坂東玉三郎) がやって来る。 そこでお園は、亀遊が通辞の藤吉と恋仲であることに気づく。ある日、岩亀楼にアメリカ人のイルウスがやってくる。 藤吉が通訳する中、イルウスは亀遊を気に入り、ぜひ相手にと熱望する。 岩亀楼の主人はイルウスから大金をせしめることができると見るや亀遊の身請けを承諾するものの、 亀遊は藤吉との恋が叶わないことを儚んで自害してしまう。

そのうちに、亀遊が自害したのは外国人への身請けを拒んだことが原因だという瓦版がまかれ、亀遊は一躍攘夷女郎のヒロインにまつりあげられる。 そして「露をだに いとふ倭の女郎花 ふるあめりかに袖はぬらさじ」という辞世の句を残したという話まででっちあげられてしまう。

一方、 岩亀楼には撰夷女郎がいたと評判が立ち、連日客が押し寄せる。亀遊の話を聞きたがる客にお園が話をするうちに、 どんどん話が大きくなり、脚色されていってしまう。 5年後、撰夷党の集まりが岩亀楼で開かれ、例によってお園が呼ばれ、亀遊の話をすることになる。 手馴れたお園は流暢に話をし、最後に辞世の句を歌うと、それが脚色であることがばれてしまう。 怒った撰夷党の侍に刀を向けられ、今後一切この話をしないように脅かされる。 一命を取り留めたお園は、一人、降る雨を眺めながら酒をあおるのだった……。

公演・チケット情報

2012年9月28日 (金)〜10月21日 (日) 赤坂ACTシアター

チケット料金(全席指定・税込):S席 13,000円 A席 9,000円

6月2日 (土)10:00~ チケット発売

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