2018/07/11 - 2018/07/11
236位(同エリア525件中)
ロク69さん
7月11日(水)は曇り空で明けた。昨年訪れたロイトシャハヒュッテ(Leutschahütte、2209m)の後、続いて行けなかったスニッヒグラートヒュッテ(Sunniggrathütte、2044m)を目指す。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨日と同様に、ゲッシェネンからバスでインチ(Intschi、650m)まで行って、小型ゴンドラに乗り換えてアルニ湖(Arnisee、1360m)まで上がる。湖はどんよりとした空の下、輝くような青さは見られない。8時21分にスタートする。
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参考:昨年(2017年)のアルニ湖の様子。空と湖面の青い美しさは絶品であった。
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本日のルート図、右回りに周遊する。
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それでもこれからの天候回復を期待して歩く。進んでいく周辺の視界はあるが、遠くの景色はまったく望めない。
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約25分で遠くに牛舎が見える地点まで登ってきた。ガスの状況はほとんど変わらない。
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2つのヒュッテを分ける分岐点フルト(Furt、1763m)までやって来た。昨年は直進したが、今回は右へ曲がる。あと1時間30分となっている。
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先の分岐フルトから30分掛かって、次の分岐点フュルッギ(Fürggi、1947m)まで登ってきた。昨年のロイトシャハヒュッテからやってくるルートは黒く覆われて、クローズドのようだ。ガスはまだまだ立ち込めている。
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近くの眺めもうっすらとなって来て状況は悪くなるようだ。
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前後左右とも同じような感じで、スッポリとガスの中を進んでいるようだ。
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上から降りてきたグループに聞くと、両手を眼にあてて全く見ることができないという身振りが返ってくる。それでも進むしかないと思って登る。
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やがてやや明るくなってきてガスが所々で切れ始めた。上空の一部は陽光が見え始めるので期待が膨らむ。
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ガスが晴れるときはあっという間になくなることがある。まさにその瞬間がやって来た。パートナーの空を見上げる姿がその気持ちをよく表している。時刻は10時27分、出発から2時間経った時だ。
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ブリステン(Bristen、3072m)が一気にピークを見せ始めた。
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オーバーアルプシュトックも見えてくる。今までの2時間は「今日はダメかもしれない」とほとんど諦めて歩いていたので、本当にうれしい瞬間だった。
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一部はまだガスが残るが、青空の比率はより大きい。厳しい稜線ラングチェレングレットリ(Langchälengrätli、2095m)を越える。
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やがてアルペンルートとの分岐(2039m)に出る。アルペンルート(青)はリードゼー(Leidsee、2271m)に行くコースのようだ。光の下の表示板が輝いている。
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しばらく進むとスニヒグラート(Sunniggrat、2034m)とヒュッテとの分岐がある。我が家は小屋へ行く前にスニッヒグラートへ行くことにする。しかし、またガスが出てきてピークの十字架は霞みの中だ。
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ともかく十字架の足元まで行く。時刻は11時05分だ。
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ピークに立つも視界は全く見えない状況だ。
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ピークから登ってきた方向を見る。大きな石がゴロゴロしたコースだ。
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ガスが戻ってきた中をグラートから折り返しヒュッテに向かう。霞んだ視界の中にヒュッテ(1978m)が見えてきた。
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ヒュッテには11時17分に到着する。出発から2時間56分だった。ヒュッテに着くとガスはまた晴れ始めてきた。
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ヒュッテ前に広がる無名の池(1959m)には数名の人たちがたたずんでいる。アルペンローゼが咲く草原が美しい。
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手前の花たちも揺れている。ガスは行ったり来たりの状態である。
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ヒュッテ横にある木をくりぬいた水場、彫り込まれた太陽と文字が可愛らしい。
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ビール、白ワインを頼んで持参のおにぎりとサンドウィッチで昼食とする。ビールはアイヒホフ・レトロ(EICHHOF RETRO)という初めて見る銘柄だった。
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ポタージュスープも注文する。
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約30分の休憩後、11時48分に出発する。背後にうっすらと見えているのは先ほど行ったスニッヒグラートのピークだ。
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池の前に立つとグラートのピークがよりはっきりと見えてきた。十字架もかすかに見えてる。
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ヒュッテを振り返って眺める。上空の雲はあるが視界は悪くない。
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池の端には変わった細長い水草が水面に浮かんでいる。
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これでヒュッテと池ともお別れである。遠望は利かない。
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出発からすぐにオーバーアルプシュトックがまた見え始める。左下の谷は昨日行ったマデラナー谷の一部だ。
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その谷の拡大。霞んでいるので明瞭さには欠けるが、スイスの田舎を感じる秘境かもしれないと思う。
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スニッヒグラートの十字架もはっきりと見えてきた。1時間遅かったら展望が可能だったかもしれないと思う。
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大小のウィンドゲレン(左:Gross Windgällen、3187m、 右:Chli Windgällen、2986m)も見えてきた。
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さらに進むとアルニ湖が下にみえてくる。天候の回復のせいか、湖面は素晴らしく青くなっている。
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ブリステンも端正な三角形の山容を見せている。
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もう一度、マデラナー谷とそこから立ち上がるオーバーアルプシュトックなどの山並み。人里と高峰が共存する素敵な風景だと思う。
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アルニ湖も近くなってくる。
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湖面まで降りてきた。ブリステンと湖の青さの対比が素晴らしい。
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2つのウィンドゲレンとアルニ湖。こちらも美しく感じる光景だ。
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ゴンドラ上部駅には13時05分に帰着、ヒュッテから1時間17分だった。ゴンドラからマデラナー谷を望む。バス道路はアムシュテッグからジグザグに急坂を登り、ブリステン村を経て谷奥へと向かっている。
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斜面にへばり付くような家々が散在している。
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下部駅ではバスが来るまでビールと赤ワインで時間を過ごす。
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夕食は韓国ラーメン2種、豚肉のモヤシ炒め、キウリと塩昆布和え、赤ワインとビールだ。
本日の全行動時間は4時間44分、うち休憩31分、実動4時間13分、登り・降りとも940m、距離は9.9kmだった。
前半はガスの立ち込める中、視界のないコースを歩いたが後半は初めて歩くコースで結構厳しかったが、晴れ間も見えて遠望も一部可能となったので良かったと思う。晴れ間が広がった瞬間は劇的で、とても印象的な時間だった。
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