「次の10億人のためのゲーム機」を標榜していた。「次の10億人」とは所得が低いために最新型のゲーム機が購入できない新興国の住民のことであり、中でもBRICSと総称されるブラジル、ロシア、インド、中国を主な販売ターゲットとして開発された。 新興国では最新型のゲーム機が販売されていないか、関税や輸入費が加算されて法外な値段で販売されているため、密輸版や海賊版が横行している。そのため、Zeeboは携帯電話のハードを流用することで新興国の人々でも手に入れやすい手ごろな価格に設定され、ソフトもダウンロード専売とされた。 ブラジルの大手ゲーム会社Tectoy社とアメリカの携帯電話会社クアルコム社を中心とする12社によって、2007年にアメリカで設立されたZeebo社は開発のみを担当しており、実際の製造および販売は各国ごとに別々の会社によってなされる形式であったが、Zeebo社は実質的にはTectoy社

