SFに関するanatadehanaiのブックマーク (3)

  • 数千年におよぶ進化と文明の発展を重ねた蜘蛛と人類の邂逅が描かれる、進化のダイナミズムが詰め込まれたSF長篇──『時の子供たち』 - 基本読書

    時の子供たち (上) (竹書房文庫 ち 1-1) 作者:エイドリアン・チャイコフスキー竹書房Amazonこの『時の子供たち』は、イギリスの作家エイドリアン・チャイコフスキーのSF長篇である。刊行は2015年で、2016年にアーサー・C・クラーク賞を受賞している。 それ以上の情報は何も持たず、刊行年的には少し古いこともあって期待するわけでもなく読み始めたのだけれども、いやはやこれには驚かされた。テラフォーミング先の惑星で、人類がばらまいたウイルスにより知性を獲得した蜘蛛の数千年に渡る世代交代史・進化の過程。そして、地球を脱出し第二の故郷を求めさまよう人類という二つの視点から物語は描き出されていく。テラフォーミング、独自に進化した蜘蛛、地球を失った人類、「異質なものとの遭遇」など、要素だけみるとクラシックなSFとも言えるのだが、蜘蛛視点の世界の書き込みが凄く、特異な読み味を感じさせる。 蜘蛛は

    数千年におよぶ進化と文明の発展を重ねた蜘蛛と人類の邂逅が描かれる、進化のダイナミズムが詰め込まれたSF長篇──『時の子供たち』 - 基本読書
  • 生産性と思想によって社会階層が決定される近未来都市を描き出す、インド作家のデビュー作──『頂点都市』 - 基本読書

    頂点都市 (創元SF文庫) 作者:ラヴァンヤ・ラクシュミナラヤン東京創元社Amazonこの『頂点都市』は、生産性や思想のスコアで厳格に個々人の評価が管理され、下位の10%に選ばれてしまったら最後デジタル社会からはじき出されてしまうディストピア化した近未来の都市”頂点都市”を舞台にした連作短編集だ。著者のラヴァンヤ・ラクシュミナラヤンはインドの作家・ゲームデザイナーで、作がデビュー作。 もともとあまり読み慣れないインド作家のSFという時点で(未知のものが読めそうなので)だいぶ期待していたが、書はインドの出版社が刊行した作品ながらもアメリカでローカス賞短編集部門のファイナリストとなったり、イギリス版がアーサー・C・クラーク賞の候補になったりと評価が高く期待はさらに大きくなっていた。 ソーシャルなスコアが実際の生活に影響を与える未来というのはSF的には何ら新しいものではないし(そもそも中国

    生産性と思想によって社会階層が決定される近未来都市を描き出す、インド作家のデビュー作──『頂点都市』 - 基本読書
  • 史上もっとも偉大な科学予測の試みとクラークに評された、科学と人類の未来について論じた先駆的名著──『宇宙・肉体・悪魔──理性的精神の敵について』 - 基本読書

    宇宙・肉体・悪魔【新版】――理性的精神の敵について 作者:J・D・バナール発売日: 2020/07/17メディア: 単行この『『宇宙・肉体・悪魔──理性的精神の敵について』』は、X線結晶構造解析のパイオニアであり分子生物学の礎を築いたと言われるJ・D・バナールによる、1929年に刊行された人類の未来について書かれた一冊である。原著が100年近く前であり、過去にみすずで刊行されたのも1972年と、言ってしまえば非常に古臭いである。 僕も今回みすずから新版が出るということではじめて読んだのだけれども、いやはやこれには心底驚かされた。バナールが書で論じたのは、今の我々が暮らす時代よりもさらに先、科学がさらに発展した状況のことであり、人間が身体を機械化し場合によっては宇宙に植民地を広げていくような時にいったい人類にいったい何が起こるのか、という未来のことなのである。そして、その論、そのヴィジ

    史上もっとも偉大な科学予測の試みとクラークに評された、科学と人類の未来について論じた先駆的名著──『宇宙・肉体・悪魔──理性的精神の敵について』 - 基本読書
    anatadehanai
    anatadehanai 2020/08/17
    人類、そんなに存続しなくてもいいと思ってるけど、どうせ生き延びるならこのへんまで行ってほしい。最後は光になって消える。いいな。
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