国内の認知症の人は600万人以上と推計されていて、今後、高齢化が進むにつれて、患者の数は増えると考えられています。2025年にはおよそ700万人となるという推計もあります。国内では全体の60%から70%がアルツハイマー病だとみられています。アメリカのFDA=食品医薬品局が「アデュカヌマブ」をアルツハイマー病の治療薬として承認したことについて、国内の受け止めです。 東京大学 岩坪教授「認知症の根本治療につながる第一歩」 日本認知症学会の理事長で東京大学の岩坪威教授は、「アルツハイマー病の発症メカニズムに即して、根本的な病気の原理に働きかける薬は初めてで画期的だ。FDAの判断は、データには十分ではないところが残るにせよ、根本的な治療薬がない中である程度の科学的な証拠が得られたので、まず臨床現場で使ってみて、さらによいものにつなげようという精神で行われた判断だと思う。今後、さらによい薬が続々と開

