哲学を"ファッション"として学ぶことについて嫌悪している人を見かける。*1 彼らが真に意図するところは正直よく分からないし、通常の意味でのファッション業界に対して失礼だとも思うのだが、恐らくは「哲学をやっていると言いつつ、趣味として適当に流して済ませる怠惰で欺瞞的な奴が鬱陶しい」くらいの意味かと思う。 彼らに言わせれば、私は恐らく"ファッション"で哲学をやっているタイプに含まれる。そんな私がそもそもなぜ哲学を学んでいるのだろうということが気になったので、少し整理してみる。ある程度に一般的かつ具体的な理由を示すことができる気がしており、せっかくなので私の元々のバックグラウンドの経済学と比較しながら、その理由を述べます。 ① 参入障壁の低さ まず、率直に述べると哲学は経済学よりも学びの参入障壁が低い。これは哲学を"究める"ことが経済学を"究める"ことよりも簡単だということではなくて、学びを始め

