いま、私たちは『ハリー・ポッター』をどう読むべきなのか――。 1997年にイギリスで第1巻が発売され、世界的な人気作品となった『ハリー・ポッター』シリーズ。 同シリーズのスピンオフである映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズが制作されたり、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が上演されたりするなど、2011年のシリーズ完結から約14年が経過した現在に至るまで、長く愛され続けている。 しかし、作者のJ・K・ローリングは、2021年頃からXなどでトランスジェンダーの人々への差別的な発言を続けている。トランス女性を女性として認めることに異をとなえる団体「For Women Scotland」への寄付、自身でも基金「The J.K. Rowling Women’s Fund」を立ち上げるなど、トランス排除を支援している。 このことを、『ハリー・ポッター』ファンはどのように受け止めるべきなのだろ

