バントの有効性はセイバーメトリクスでも古典的なテーマであり、近年の日本においても多数の研究成果が発表されている。しかし、これらの研究対象はほとんどが塁上に走者がいる場合の送りバントに関するもので、塁上に走者がいない状況や2死から試みられるセーフティバントについては、十分な研究がなされてこなかった。そこでセーフティバントがどのような状況で試みられているか、成功率、有効性について検証を行った。 検証の対象となるバントについて 一口にセーフティバントといっても、犠打が記録されうる状況で試みられて結果的に犠打となったものから、塁上に走者がいないため明確に送りバントではなくセーフティバントであることが明確なものまでが考えられる。 DELTAでは、現状、打席内でバントの構えをしたか否かは取得しているものの、投手が投球動作に入る前からバントの構えをしているか、投手が投球動作に入ってからバントの構えをして

