目の前の神様 久野田ショウ <隔週月曜更新>大刀は最近、自分の指す手に自信が持てない。自らのデビュー戦で“神様”と出会ってから、何かが変わってしまった。同世代の“神様”に勝てる日は来るのか――自らを“凡人”と思う一人の棋士と“神様”、そして彼らと同じ時代を生きた人々の物語。 [JC4巻発売中]
昨年下書きしていた記事。 ここではおもに、精神障害への差別的な表現を使って権力批判をすることへの苦言を呈している。 ファシズムが台頭している現状にうんざりしているが、左派にもげんなりしている。社会よりむしろ、左派のほうに絶望しているまである。 悪化する社会情勢と連動しているのかは不明だが、対抗言論の中にも、差別的なものが数多く見受けられる。 たとえば、極右や差別主義者、あるいはノンポリと呼ばれるようなひとたちに対して、「頭が悪い」「頭がおかしい」などと言うこと。私もつい「バカ」などと言ってしまいがちなのだが、公共の場でこういったワードを使うことは、はたして適切なふるまいと言えるだろうか? ある種の政治的態度を、知性や理性、あるいは人間性の欠如としてとらえることは、非常に危ういことであると私は考えている。 昨年、マイケル・サンデル著『実力も運のうち 能力主義は正義か?』という本を読んだ。極右
リンク ダイヤモンド・オンライン 「怒ったときの6秒我慢」に意味はない!?怒りを鎮める正しいアンガーマネジメントとは?【精神科医が解説】 「怒ったら6秒我慢しろ」。誰もが知るアンガーマネジメントの定番だが、実はこの方法は怒りを根本から鎮めるには不十分なことも多い。精神科医が教える、本当に効果的な怒りとの付き合い方とは?※本稿は、藤野智哉『嫌な気持ちにメンタルをやられない 不機嫌を飼いならそう』(主婦の友社)の一部を抜粋・編集したものです。 1 user アンガーマネジメントでよく知られているのは、「怒りが湧いたら6秒数える」という怒りの制御方法。でもこれ、けっこうむちゃな要求ですよね(笑)。6秒やり過ごしたからといって、怒りの感情がなくなるわけではありません。でも、怒りは長くても6秒を境にピークアウトする=エネルギーが減るといわれています。そのクールダウンをするための6秒というわけです。
『BURRN!』という音楽雑誌がある。ハードロック/ヘヴィメタルの専門誌で、1984年に創刊された歴史ある雑誌だ。 私は1980年代のヘヴィメタル・ブームにこのジャンルに目覚め、1989年頃から欠かさず買うようにしていた。 当時はまだネットで情報が入手できる時代ではなかったので、誌面中央に掲載される海外ニュースや巻末のレコード・レビュー、 そして間に挟まるレコード屋の広告に載っているレア盤の情報などは、どれも貴重な情報だった。 雑誌の発売日は毎月5日。 いつもその日を心待ちにしていたが、近所の小さな本屋が発売前日の夜8時頃には棚に並べるのを発見してからは、4日がその楽しみの日になった。 雑誌を買って帰ると、表紙から最後の編集後記まで2〜3時間かけて熟読する。 そして、新譜情報や特集で紹介された過去の名盤のタイトルとアーティスト名をメモしてCDショップに買いに行くのだった。 渋谷のタワーレコ
新しいカレーの歴史 下: カレー、シチュー、ハヤシライス、肉じゃがの日本近代史 www.amazon.co.jp 発売を記念し、冒頭部分「捏造された海軍カレー伝説」を無料公開します。 1.捏造された海軍カレー伝説 カレーは、いかにして日本へと伝わったのか。 明治時代初期に日本海軍がカレーを導入し、海軍経由で日本に広がったという「海軍カレー伝説」が、現在日本で定説化しつつある。この海軍カレー伝説、Begin Japanology、JAPAN DELISHといったNHKの英語放送等を通じて海外にも知れ渡り、英語圏におけるネット情報にも反映されるようになっている。 ところがこの海軍カレー伝説、1999年以降に広まった、比較的新しい伝説なのだ。 読売、朝日、日経、毎日、産経といった全国紙のデータベースを「海軍 カレー」で検索しても、海軍経由で日本にカレーが広まったという記事は、戦前から1998年に
「レアアース」という言葉が隠しているもの――便利な文明は、誰の引き受けた“汚れ”の上に成り立っているのか 最近ニュースで話題の「レアアース」。 でもレアアースって何? 多くの人はこう思うだろう。 ダイヤモンドのように、地球上の限られた場所にしか存在しない希少資源。 だから中国に集中しているのは“運が悪い”のだ、と。 だが調べてみると、この理解はほとんど逆だった。 レアアースは、実は地球上に広く分布している。 アメリカにも、オーストラリアにも、インドにもある。 問題は「ない」ことではなく、**「採ると面倒すぎる」**ことだった。 レアアースの正体 レアアース鉱床とは、そもそも、地球内部の分化過程で、比重が重く、化学的にも行き場のない「余った元素」が、カーボナタイトなどの特殊な条件のマグマの中で寄り集まってできた集合体である。 そこには、放射性物質を含むトリウムのような、比重の重い危険な物質と
岡田悠『駅から徒歩138億年』発売! @YuuuO この話は、『駅から徒歩138億年』という本に収録されています。 他にも、 ・17年前に新幹線から2秒見えた海を探す話 ・古いカーナビの案内で街を歩いた話 ・学生時代に住んでた寮に泊まった話 ・多摩川を全部歩いた話 などいろんな話があります。ぜひ読んでみてください! amzn.asia/d/isTVLsS 2026-01-10 22:13:28
学術系の本なので値崩れすることもなく、ニッチなはずなのに文庫化してくれたことには大変感謝したい。喜ばしくてその情報を知ったときには人知れずガッツポーズをとってしまったほどで、とにかくテンションが上がった。 ……のだが、実際に発売された文庫を手に取ると紙はペラペラで文字の組み方としても何処かイマイチ。正直なんか…こう…ね。質が悪い。でもね、その分本当に期待していたんだ。だからこそ落差も大きく店頭で現物を手に取った時には少しへこみ、ゆっくりと膝から崩れそうになった。 もちろん原価的な話で、紙にまで拘ることには限界があるのは分かってるよ。分かってるんだけど…最近の文庫の紙の質って、少し前と比べて劣化していない?無理だっていうのは重々承知しているけど…それ相応の本には文庫でも紙の質を多少拘ってほしい。
『宇宙船サジタリウス』は、1986年から1987年にかけて日本アニメーションによって制作された宇宙冒険活劇アニメだ。30代子持ちのトッピー、高スペックの彼女持ちの20代ジラフ、肝っ玉おかんの尻に敷かれているラザニア大好きおじさんラナの3名が主要な登場人物となる。 彼らは使い古された宇宙船サジタリウス号に乗り、宇宙でさまざまな依頼を請け負う。全編をとおして主人公たちのお人よしさが特徴的で、各地で目覚ましい功績を挙げるもいつも貧乏くじをひいてしまう。中古の宇宙船ならではの哀愁や、中小企業や家庭持ちの苦労が如実に描かれている点も特徴となっている。 また、3人は道中で類まれなる歌声を持つ吟遊詩人シビップと出会う。 人探しを依頼された一行はとある惑星に降り立つも、誤って現地人に失礼を働いてしまい危うく処刑されそうになる。シビップは彼らを救うため、圧倒的な歌唱力で現地人を感涙させる。後に、シビップは一
身近なアマガエルから、がんを死滅させる細菌が見つかった(伊藤壽一郎撮影)全国の水辺でよく見かけるアマガエルから、がんの特効薬になるかもしれない天然細菌が見つかった。大腸がんを起こさせたマウスの静脈に1回注射したところ、患部に集まってがん細胞を攻撃し、腫瘍は1~2日で完全消滅。細菌も一定期間で死滅し、臓器に定着して悪影響を及ぼすことはなかったという。発見した北陸先端科学技術大学院大の研究チームは「画期的な細菌だ」として、他の種類のがんに対する効果の確認と、より安全な投与方法や既存治療との組み合わせの模索を急いでいる。 最新がん治療で注目高まる細菌利用がん治療の基本は、手術・抗がん剤・放射線の3本柱だ。近年は、外部から侵入する異物に対する体の見張り役である免疫の力を立て直す免疫療法が新たな選択肢として加わった。代表例が、免疫の働きを抑えるタンパク質「PD-1」の働きを抑え、免疫に本来の攻撃力を
■「これ、普通にアウトじゃない?」から始まる漫画の話 正直に言う。 最初にこの漫画の設定を聞いたとき、私はこう思った。 「これ、どこまで許されるんだ?」 外販梅干しミッチェルさんがXとfanboxで発表している『牛宮倫子』は、 牛と人間のDNAを掛け合わせて作られた美少女が主人公、という時点で 倫理も常識もガン無視してくる漫画だ。 しかも、それを一切の言い訳も説明もなく、普通の顔で始める。 「これは問題提起です」 「深いテーマがあります」 「社会風刺です」 ――そんな顔は、していない。 ただ、 めちゃくちゃな世界が、めちゃくちゃなテンションで進んでいく。 それが逆に怖い。 ■学校が舞台なのに、誰もブレーキを踏まない 舞台は学校。 でも、この学校は完全に終わっている。 ・教師が密造酒を飲もうとする ・生徒が学校を爆破しようとする ・教師が本当に学校の一部を爆破する ここまで来ると、もはやギャ
国際法・歴史・常任理事国の実態から見た「中国脅威論」への疑問近年、日本では 台湾有事は日本有事 中国は国際法を守らない危険な敵国 という言説が、疑問を挟まれることなく広く共有されている。 しかし、この前提は本当に事実と歴史に基づいているのだろうか。 本稿では、 • 国際法 • 国連常任理事国の実際の行動 • 日本が置かれている地政学的立場 を整理したうえで、日本が再び戦前と同じ思考構造に陥っていないかを問い直したい。 アメリカは台湾有事で本当に動くのかまず前提として確認しておくべきことがある。 アメリカは歴史的に、 • 自国本土の安全が直接脅かされない限り、長期的な海外戦争を嫌う • 国内分断や財政悪化が進むと、モンロー主義を強める という傾向を繰り返してきた。 これは特定の思想ではなく、アメリカ史の事実である。 つまり、 台湾有事が起きれば、アメリカは必ず日本と共に戦う という前提は、確
【パロアルト(カリフォルニア)INPS=エマド・ミケイ】 アラブ人ジャーナリストとしてここシリコンバレーにいると、4人会えば4人の人がかならず、「アラブの春」はフェイスブックによってもたらされたものだと言う。ここに3週間もいると、フェイスブックを開設したマーク・ザッカーバーグ氏を、プライバシー権を訴えてエジプトの監獄に入れられているハスーナ・エルファタトリ氏(Hassouna El-Fatatri)と勘違いしそうだ。 「中東専門家」を自称してきた欧米の多くの人々(諜報機関、シンクタンク、外交官、テレビによく出る学者やジャーナリスト等)は、昨年12月からアラブ地域を覆った変革の波を予想できず、事態の進展に文字通り「言葉を失う」とともに、彼らの権威は地に落ちてしまった。 その埋め合わせでもしようと思ったのか、「アラブの春」と欧米のつながりが奇術のごとく飛び出してきた。すなわち、ソーシャルネット
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