【本学研究者情報】 〇流体科学研究所 准教授 椋平祐輔 研究室ウェブサイト 【発表のポイント】 機能性流体の一種であるせん断増粘流体(STF)(注1)は、普段は液体ですが、強い力が加わると急に固くなる性質を持っています。断層に導入すると、地震が抑制できると考え、その可能性を探求しました。 摩擦実験を行った結果、岩石粉末だけの場合は地震が起きますが、STFを混ぜると地震にならない安定した滑りに変わりました。 STFを用いた誘発地震抑制技術は、地熱発電、非在来型資源、CO₂地下貯留、鉱山開発などで問題となる誘発地震のリスク低減に役立つ可能性があります。 将来的には、断層に直接STFを注入することで、より安全な地下資源開発や地震の制御の実現に貢献すると期待されます。 【概要】 様々な地下開発では、地下に流体を注入する際に断層の応力状態が変化し、微小地震が発生しますが、時に被害を伴う誘発有感地震(

