急激に進歩するAIにより生活が激変するといわれる21世紀。2045年、あるいはそれを上回る速度で、人間の知能をAIが決定的に上回る「シンギュラリティ」が来るともいわれ、人間の存在価値すら問われ始めている昨今において、衝撃的な出来事でした。 そのちょうど20年前の1997年。囲碁と将棋のように、人間にとって非常にポピュラーな知的ゲーム2つで人間が敗れた、歴史的な年がありました。 チェスで伝説的世界チャンピオンだったガルリ・カスパロフ氏が、IBMが開発したAIの「ディープ・ブルー」に2勝3敗1分けで敗退。 そしてもう1つがオセロ。当時の世界チャンピオンだった日本人の村上健(たけし)氏が、NEC北米研究所によって作られた「ロジステロ」に6連敗で敗れました。 「コンピュータが人間を凌駕する」瞬間をいち早く、最も間近で迎えていたオセロ元王者・村上さん。彼に話を聞けば、そう遠くない将来に来るかもしれな

