ネット上で「深大寺(じんだいじ)が原宿化している」という記事が話題になっている。深大寺は東京都調布市にある寺院で、都内では浅草寺に次いで古いとされる、創建1300年の古刹だ。歴史ある寺に若者が殺到しているという現象は、一見すると意外である。なぜ都心から離れた場所に、原宿のような熱気が生まれているのだろうか。 話題となった記事について説明すると、深大寺が人気となったのは今年の8月頃からで、SNSを中心にバズった背景がある。なかでも、山や渓谷などの自然を感じられる場所を好む「自然界隈」と呼ばれる層を中心に広がり、深大寺一帯の自然豊かな公園や草餅といった食べ歩きグルメを撮影した写真がSNSで上がっている。 現在もその人気は続いているのか、実態を確かめるため深大寺へ向かってみると、そこにあったのは一時的なバズでは片づけられない光景だった。同時に、若者の間で広がる「旅行先の選び方の変化」も見えてきた

