5年前に「新年だから人類はHTMLを手打ちしろ」という文章を書いて、わりと読まれた。それから新年が来るたびにシェアするようにしていて、私も読み直す。流行り廃りのあるネットサービスに投稿するのはやめて、HTMLを学んで自分のウェブサイトを作ろう! と、筋の通った著者らしい筋の通ったメッセージである。 ただ一方、たとえば私がいま若者で、なにかネットで発信したい欲があったとして、HTMLを学んでウェブサイトを作るか? というと、いやー、どうなんでしょうね。ふつうの若者はそれなりに野心があるだろうし、ウェブサイトを作ったところで満たされるものなのだろうか。もちろん名刺がわりのウェブサイトはあったほうがいいだろうが、そこで継続的に発信したところでどれくらい効果があるかというと、よく分からない。 何をするのが正解なのかは分からない。でも間違いは分かっていて、たとえばXに投稿するのはみんな本当にもうやめ

