フランス・パリ(Paris)郊外の施設で撮影されたオオカミ(2013年9月18日撮影)。(c)AFP/MIGUEL MEDINA 【11月15日 AFP】(一部更新)イヌ科動物の化石から採取したDNAと現代のイヌ科動物のDNAを比較したところ、イヌ(イエイヌ)の起源が欧州にかつて生息していたオオカミである可能性が高いとの国際研究が14日、米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 人間の最も古く親しい友であるイヌの祖先は、狩猟採集民が捨てたゴミから骨をあさっていたとされるが、次第に大胆な行動をとるようになり、より多くのエサを食べられることを学んだ末、人間になついたと考えられている。この家畜化のプロセスについて研究チームは、約1万9000年~3万2000年前に始まったとみているという。 フィンランドのトゥルク大学(University of Turku)や米カリフォルニア大学ロサンゼ
X線天文衛星「すざく」を用いた観測により、スタンフォード大およびJAXAの研究者たちが、100億年以上前の太古に、鉄などの重元素が宇宙全体にばらまかれた時代があり、それが現在宇宙に存在するほとんどの重元素の起源であることを確認しました。 鉄などの重元素は、宇宙の始まりであるビッグバンの時点では存在せず、星の中で合成されたのち、その星が最後に超新星爆発を起こすことで周辺の空間に拡散します。宇宙誕生から約30億年後(いまから約110億年前)に、星が大量に誕生し、星の大集団、銀河がたくさん生まれたと考えられています。星々で生まれた重元素が銀河の外まで運ばれることは知られていましたが、この時代の重元素が銀河の中や近くにとどまっていたのか、あるいは銀河間空間をはるか遠方にまで大きく広がったのかについては知られていませんでした。全宇宙の鉄などの重元素の多くが生成されたこの時期、その重元素がどのように宇
国立情報学研究所(東京都千代田区)などが開発した人工知能が先月から、大手予備校が作った東京大入試などの模擬試験に取り組んでいる。 今夏、実際に受験生が解いた問題で、23日に都内で合否判定の結果を発表する。偏差値はいくつか。入試を突破できるのか――。 「ロボットは東大に入れるか」というプロジェクトで、同研究所の新井紀子教授(51)を代表に、名古屋大や富士通などの研究者約200人が参加している。 ロボットといっても人間型ではなく、「東(とう)ロボくん」と名付けたコンピューター・プログラム。代々木ゼミナールが作った模試を読み込ませ、1問を1時間以内で解く。先日、東大の文系、理系それぞれの数学に挑戦し、近く英語、数学、国語など7教科の大学入試センター試験の模試に取り組む予定だ。
日々の雑感的なもの ― 田崎晴明 一覧へ 最新の雑感へ タイトル付きのリスト リンクのはり方 前の月へ / 次の月へ 茶色の文字で書いてある部分は、相当に細かい仕事の話なので、ふつうの読者の方は読み飛ばしてください。 2012/7/8(日) 先週は週末も休みがなく、今週もずっと仕事があり、土曜日もセミナーと飲み会。 今日は元気なら遠くに出かけるつもりだったのだが、けっきょく、朝おきてみるともろに疲れが残っていて思うように活動的できない。 まあ、当然のことだからあきらめるしかない。水曜日からドイツなので、あまりばててしまうのも困りものだし。 ぼくは、昔から「Higgs 粒子はみつからないほうが面白い派」だった(たとえば、2004 年 9 月 2 日の日記)のだけれど、けっきょく、LHC で「質量約 125 GeV の新しいボソン」が発見されたとのことで、まあ、これは Higgs 粒子(ないし
ポイント 人工細胞の作成は、新たなテクノロジーとして期待されている。 生物の特徴である“進化する能力”を持つ人工細胞を作り出すことに成功。 天然の生物に頼らない効率的な食糧や薬剤の生産に貢献。 JST 課題達成型基礎研究の一環として、大阪大学 大学院情報科学研究科 四方 哲也 教授の研究チームは、生物の特徴である「進化する能力」を持つ人工細胞注1)を作り出すことに世界で初めて成功しました。 生物の機能を人工的に再構築した人工細胞の作成は、新たなテクノロジーとして近年大きな注目を集めています。しかし、従来の人工細胞は生物の大きな特徴である進化する能力を持っておらず、その応用範囲は限定されていました。 研究チームは、RNAからなる人工ゲノムと数十種類のたんぱく質などを細胞サイズの油中水滴注2)に封入した人工細胞を作成しました。この人工細胞内では、ゲノムRNAから遺伝情報が翻訳され複製酵素が合成
人体の血管や臓器のシミュレーションモデルを構築することにより、脳動脈瘤の発生メカニズムの解明や臓器の摘出手術などに関するトレーニング装置の開発に尽力している理化学研究所・情報基盤センターの姫野龍太郎センター長。そんな彼の趣味は、野球における「変化球」の謎をコンピューターシミュレーションによって解析することだ。本業の研究にも還元できるだけでなく、2012年にはその研究成果を卓球ロボットの開発に適用、ロンドンオリンピックにおける卓球女子団体の銀メダル獲得にも一役買ったようだ。 脳動脈瘤の成長のメカニズムの解明に尽力 埼玉県和光市にある理化学研究所。その中にある情報基盤センターは、スーパーコンピューターやネットワークなどの情報基盤の整備・運用に加え、ハイ・パフォーマンス・コンピューティング(HPC)やバイオインフォマティクス(生物情報科学)など最先端の情報技術に関する研究支援を行う機関だ。そのセ
By dModer101 86年もの間継続され世界最長の実験としてギネスブックに認定された実験「ピッチドロップ」の実験責任者ジョン・メインストーン豪クイーンズランド大学教授が先週死去していたことが発表されました。研究者が生涯をかけても決定的瞬間に立ち会うことが許されないピッチドロップ実験は結局、どうなるのでしょうか? 「世界一長いラボ実験」の教授が死去、1927年に実験開始 国際ニュース : AFPBB News http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2964276/11248954 World's oldest experiment ready for a drop of excitement - CNN.com http://edition.cnn.com/2013/04/30/wo
宇宙誕生の謎に迫る次世代加速器「国際リニアコライダー」(ILC)の国内建設候補地について、研究者で組織する立地評価会議が、東北地方の北上(きたかみ)山地(岩手・宮城県)に候補地を一本化したことが22日、関係者への取材で分かった。争っていた九州地方の脊振(せふり)山地(福岡・佐賀県)よりも条件が優れるとの評価結果をまとめた。23日に正式に発表する。 研究者組織は8月中にも文部科学省に結果を報告。同省は日本学術会議の意見も踏まえ、最終的な候補地や誘致の是非を判断する。巨額の建設費への批判もあり誘致の実現は不透明だ。 評価会議は委員8人で構成。地盤の安定性や電力供給などの技術的な観点と、研究者の暮らしやすさなどの社会環境基盤について1月から科学的に検討し、両地域を数値化して比較した。総合評価で北上山地が脊振山地を上回った。 岩手県と宮城県は、両県にまたがる北上山地への建設を目指して誘致活動を展開
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天文学会のメーリングリストで「うるう秒の改廃に関するご意見の募集」が回ってきました。 ITU(国際電気通信連合)で協定世界時(UTC)とうるう秒の問題が議論される中、IAU Division A でもWorking Group が結成され、 議論が行われています。 UTCは、国際原子時による1秒を単位とし、世界時UT1とのずれが0.9秒を超えないように適宜うるう秒により時刻の調整を行うものですが、 ・うるう秒の不定期挿入が、衛星測位や情報通信に深刻な問題をもたらしているのではないか。 ・UT1とUTCのずれの許容度はいくらが適切なのか。 などの問題意識から1999年頃、IERS(国際地球回転事業)等でのUTC再定義の議論が始まりました。 とのことで、IAU (国際天文連合) の委員の方が、意見を取りまとめて議論に反映して下さるとのことです。 時間は人の生活に直接関わる重要な問題ですし、社会
ライフル銃を撃った瞬間には火薬が爆発し、そして反動と衝撃波がやってきて……と色々なことが起こるわけですが、これを秒間2万7千450フレーム、およそ1万倍のハイスピードで撮影した動画です。ガスがどのように発生してどのような挙動を見せるのかがよく分かります。 さて「防水の超ハイスピードカメラ」というのはまだ開発されていませんので、こんなペリスコープを使って撮影されました。 これを使うと水中の様子を普通のカメラで撮影できるようになります。 銃口から泡立った一瞬のあと、銃身の上のポートからガスを噴き、そして薬莢とともにガスがでます。 ガスは銃口から噴くだけではないので、うっかり変なところを握って銃を撃つと指が千切れてしまう、というのがよく分かる動画ですね。 AK-47 Underwater at 27,450 frames per second (Part 2) – Smarter Every D
台湾中央研究院、イギリス・バーミンガム大学、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)、東北大学からなる国際研究チーム (注) は、すばる望遠鏡で撮影した 50 個の銀河団の観測データを用い、我々の宇宙を満たす、光を発しない謎の暗黒物質 (ダークマター) の密度分布を宇宙空間のひずみ「重力レンズ」効果を通して求め、暗黒物質の分布が "冷たい暗黒物質" (Cold Dark Matter, CDM) モデルの予言する特徴と一致する新たな証拠を発見しました。 約 80 年前に天文学の研究から暗黒物質の存在の証拠が指摘されて以来、その存在を疑う天文学者は今ではほとんどいないと考えられます。しかしながら、天文学者は宇宙の暗黒物質を直接見ることはできません。また、素粒子物理学者も暗黒物質の候補である未知の素粒子を地上実験で未だ発見できていません。宇宙の物質の約 85 % が暗黒物質
松浦健二 農学研究科教授、小林和也 産学官連携研究員、長谷川英祐 北海道大学准教授、吉村仁 静岡大学教授、エドワード・バーゴ ノースカロライナ州立大教授らのグループは、生物の社会性の進化を説明する中心理論である血縁選択理論を2倍体の生物で検証する方法を確立し、シロアリの社会に血縁選択がはたらいていることを初めて実証することに成功しました。 これまで、血縁選択理論はアリやハチなど半倍数性という特殊な遺伝様式の社会性昆虫では実証研究が進められてきましたが、われわれヒトと同じように両性とも2倍体のシロアリでは検証する方法がありませんでした。今回の研究成果は、2倍体の生物で血縁選択理論を検証する新たな道を開くとともに、シロアリの社会進化においても血縁選択がはたらいていることを示す決定的な証拠であり、さまざまな生物の社会進化を理解する上で、きわめて重要な意味を持ちます。 本研究成果は、2013年6月
文=デビッド・クアメン 写真=ロバート・クラーク 150年前、ダーウィンと同時に進化の理論を提唱した博物学者、ウォレス。常識にとらわれず、好奇心のままに突き進んだ男の壮快な生涯を追った。 ボルネオ(カリマンタン)島の東1000キロの海に浮かぶ小さな火山の島、テルナテ島。オランダ統治時代に香辛料などの交易地として繁栄した、熱帯の森林に包まれた島だ。今から150年前、ここからロンドンへ向け差し出された一通の手紙が、科学の歴史を一変させた……。 現在のテルナテ島には、海岸沿いに市場や住宅が点在するが、内陸部は変わらず森林に覆われている。運がよければ、この森のどこかでシロハタフウチョウに出会えるかもしれない。エメラルド色の胸に、肩から白い飾り羽をのばした華麗な鳥だ。この鳥の発見者であり、学名セミオプテラ・ワラキ(Semioptera wallacii)にその名を残す人物こそ、件(くだん)の手紙の差
上野の国立科学博物館に、海部陽介研究主幹(人類研究部)を訪ねた。 今から2万年ほど前までインドネシアのフローレス島で生きていた、小型の人類「フローレス原人」の最新の研究成果について興味があった。海部さんは、東京大学の久保大輔さん、国立科学博物館の河野礼子さんとともに、今年の4月にフローレス原人をめぐる論争に一石を投じる研究結果を発表したばかりだ。 その論争について語るには、ある程度、人類進化の通説を復習しておいたほうがいい。その方が、論争の争点がより的確に見えるだろう。フローレス原人にかぎらず、最近の人類進化をめぐる研究の展開についてもお話を伺いたいと思っていたのでなおさらだ。 そこで、海部さん自身が監修した映画『人類の旅』を見せていただいた。「シアター36○」といってプラネタリウムの技術を用いた全天球型スクリーンの映画だ。視界すべてどころか、自分が立っている足場を除いて全球が映像に覆われ
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