厚生労働省は24日、草むらなど野外に生息するマダニが媒介する感染症に感染した猫にかまれた女性が死亡していたことを明らかにした。厚労省は同日、都道府県や医師会などに注意を喚起する通達を出した。ダニ媒介の「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で、哺乳類を介して人が死亡したことが判明したのは世界で初めてという。 国立感染症研究所によると、平成28年5月〜7月、弱った野良猫を保護しようとした西日本在住の50代女性が猫にかまれた。女性に重大な持病などはなく、約10日後に死亡した。半年後に感染研が女性の検体を受けて精査したところ、猫を介してSFTSを発症した可能性が高いことが分かった。 SFTSは国内で初めて感染が判明した23年から今年6月末までに266人の発症例があり、そのうち57人が死亡。致死率は21%に上る。 ◇ 【用語解説】重症熱性血小板減少症候群(SFTS) SFTSウイルスによる感染症で
国内のはしかの患者は、今月4日までの1週間に大阪や兵庫など6つの都府県で新たに26人が報告されるなど、合わせて82人に上っています。専門家は、局所的な流行が起きているとしたうえで、まず重症化しやすい乳幼児へのワクチンの定期接種をきちんと行うこと、そして患者が出ている地域でワクチンを打っていない人は、医療機関に相談して接種することなどを呼びかけています。 国立感染症研究所によりますと、ことしに入って、今月4日までに全国の医療機関から報告されたはしかの患者数は、15の都道府県で合わせて82人にの上っています。 このうち最も新しい、今月4日までの1週間で見ますと、新たな患者は、大阪府が10人、東京都が5人、千葉県が4人、兵庫県が4人、埼玉県が2人、神奈川県が1人の26人で、この6つの都府県以外で患者は報告されていません。 このうち大阪府では、先月17日以降、関西空港の職員33人の感染が確認された
今月14日、高熱などの症状のある男性が千葉市で開かれた大規模なコンサートを訪れ、その後、はしかと診断され、千葉市はさらに患者が出る可能性もあるとみて、医療機関に注意を呼びかけています。 はしかは高熱などに続き、全身に赤い発疹が出るのが特徴で、重症化すると最悪の場合、死亡することもあります。また、空気感染で広がり、感染力が非常に強いのも特徴です。 ワクチンを2回接種することでほぼ予防できるということですが、千葉市は今後さらに患者が出る可能性もあるとみて、市内の医療機関に連絡し、はしかが疑われる患者が受診した際には、院内感染の防止を徹底するよう伝えました。 千葉市は「コンサートに行って発熱などの症状が出た人は、医療機関に連絡したうえで受診してほしい」としています。 はしかは空気感染するため、インフルエンザよりも感染力が強いのが特徴で、発症すると3割の人が肺炎などの合併症を起こし、最悪、死に至る
北海道は15日、野外でマダニにかまれた道内の40代男性が「ダニ媒介脳炎」を発症し、死亡したと明らかにした。この病気の国内での確認は1993年に北海道で見つかって以来2例目で、死亡は初めてという。 厚生労働省によると、ダニ媒介脳炎はフラビウイルスが原因で、このウイルスを持ったマダニがいない地域では感染は起きない。北海道の一部地域でウイルスが見つかっている。人から人に直接感染することはないとされる。潜伏期間は7~14日で、発熱や筋肉痛などのインフルエンザに似た症状の後、髄膜炎や脳炎を起こす。海外では多数の死亡例が報告されている。 道によると、男性は7月中旬に道内の草やぶでマダニにかまれ、8月13日に死亡したという。道は、草が茂った場所では長袖、長ズボンを着用するよう注意を呼びかけている。
ロシア・ヤマル半島のヤルセールで、トナカイの体調を診る獣医師ら。ロシア非常事態省提供(2016年8月8日提供)。(c)AFP/Russian Emergency Ministry 【8月15日 AFP】ロシア極北ヤマロ・ネネツ(Yamalo-Nenetsky)自治管区で今月初めに起きた炭疽(たんそ)の集団発生で、先週までに23人の感染と少年1人の死亡が確認された。同国政府は感染拡大を防ぐことを目的にレスキュー隊や兵士らを数百人規模で配備した。 ロシア北部同自治管区にあるヤマル(Yamal)半島での集団発生については、炭疽菌に感染したトナカイの死骸が永久凍土の融解により露出し、他の動物に感染したことが感染拡大の原因と考えられている。 今後の懸念は、温暖化によって永久凍土が解け、その他の病原体が今回と同じように露出することだ。中には氷河時代にまでさかのぼる病原体もあると考えられている。 「今回
性感染症の「梅毒」の患者が、現在の方法で統計を取り始めた平成11年以降最悪となった去年を上回るペースで、ことし増え続けていて、国立感染症研究所が注意を呼びかけています。 国立感染症研究所によりますと、去年の患者数は2698人で、現在の方法で統計を取り始めた平成11年以降、最も多くなりましたが、ことしは今月3日の時点で、すでに883人に上っていて、去年の同じ時期より500人近く多くなっています。 都道府県別では、東京都が389人と最も多く、次いで大阪府が112人、神奈川県が53人などとなっていて、男性では40代前半の患者が、女性では20代前半の患者が最も多くなっています。 梅毒は不特定多数の人との性的な接触がリスクを高め、再発するケースもあるということで、国立感染症研究所の砂川富正室長は「コンドームを適切に使用するなどして感染を防いでほしい。痛みがなくても下半身にしこりがあるなど、疑わしい症
東大阪市にある人材派遣会社の寮で、建設作業員など34人が結核に集団感染し、発病した男性1人が死亡していたことが分かりました。死亡した男性は、およそ1年前の健康診断で肺に影が見つかりましたが、「就労可能」と判断されたということで、東大阪市は、派遣先に感染が広がっていないか調べることにしています。 これを受けて、保健所が、寮に住む建設作業員などを健診したところ、ほかにも33人が結核に感染していることが確認されました。このうち、発病した人が5人、発病の疑いのある人が3人いて、発病した人はいずれも入院するか、医療機関に通院し、快方に向かっているということです。 東大阪市によりますと、死亡した男性は、去年2月とことし1月に会社の健康診断を医療機関で受けた際、いずれも肺に影が見つかりましたが、結核とは判断されず、「就労可能」とされたということです。東大阪市は、男性の症状などからおよそ1年前から結核を発
エボラ出血熱の治療やワクチン開発に役立つ抗体を発見したと、北海道大などのチームが英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。 エボラウイルスは5種類見つかっているが、すべての種類のウイルスを抑える効果が確認できたのは初めてという。 北大の高田 礼人 ( あやと ) 教授(ウイルス学)らは、マウスにエボラウイルスの一部を注射し、ウイルスを攻撃するために体内で作られた複数の抗体を分析。細胞を使った実験で、5種類すべてのウイルスを抑える抗体を見つけた。 エボラウイルスに感染させたマウス8匹にこの抗体を注射したところ、8匹とも2週間たっても死ななかった。一方、抗体を注射しなかったマウスはすべて死んだ。高田教授らは国内企業と共同で、年内にもサルで実験し、製薬を目指す。
歯周病の原因となる口の中の細菌が、インフルエンザウイルスの感染を助長し、患者の症状を悪化させる可能性があるとする研究報告を日本大学の研究グループが発表しました。 インフルエンザウイルスは特定の酵素の助けを借りてヒトの細胞に入り込み、内部で増殖することによって感染を広げます。 グループでは、口の中にある歯周病菌がこの過程に関わっているのではないかとみて詳しく調べたところ、インフルエンザウイルスに、歯周病菌の一種「ジンジバリス菌」が出す酵素を加えると、ウイルスが細胞に感染しやすくなるのを確認したということです。グループでは、口の中で歯周病菌が増えるとウイルスの細胞への感染を助長し、インフルエンザを悪化させる可能性があるとしています。 落合教授は、「歯周病や虫歯は命には関わらないと軽視されがちだが、習慣的な口腔ケアを高齢者施設などで行うことでインフルエンザウイルスの感染を抑えられる。健康で長生き
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韓国保健福祉省は2日、中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)コロナウイルスに感染していた2人が死亡したと発表した。韓国でMERSによる死者が出たのは初めて。また、三次感染者2人も初めて確認され、感染者は25人にのぼり、被害が広がっている。 韓国保健福祉省によると、死亡したのは57歳の女性と71歳の男性。女性はぜんそくによる呼吸困難で入院中に中東から帰国した最初の感染者と接触し、体調が悪化。急性呼吸器不全で死亡した。女性は死亡後の検査で、感染が明らかになったという。 死亡した男性は発熱などで入院中に最初の感染者と接触し、感染が判明。治療を受けていた。 三次感染した2人は、最初の感… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけ
西アフリカで感染が広がるエボラウイルスを38年前に発見したピオット博士が来日してNHKのインタビューに応じ、今回の流行は人類にとって大きな危機だとしたうえで、国際社会が力を合わせて感染を食い止めることが急務だと指摘しました。 ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院で学長を務めるピーター・ピオット博士は、1976年に現在のコンゴ民主共和国でエボラウイルスを発見し、今回、学会などに参加するため来日しました。 ピオット博士は30日、都内でNHKのインタビューに応じ、これまで限定的だったエボラ出血熱の感染が今回拡大したのは、現地のぜい弱な医療体制や国際社会の対応の遅れなどが原因だとしたうえで、「患者の隔離や監視は感染の規模が拡大した今では難しくなっており、人類の危機として対処しなければならない」と指摘しました。 そのうえでピオット博士は「私たちはまず西アフリカでの感染を食い止め、治療薬やワクチンの開発を
InChI=1S/C5H4FN3O2/c6-2-1-8-5(11)3(9-2)4(7)10/h1H,(H2,7,10)(H,8,11) ファビピラビル(英: Favipiravir、中: 法匹拉韦、法匹拉韋)は、富山大学医学部教授の白木公康と富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業(現:富士フイルム富山化学)が共同研究で開発した核酸アナログでRNA依存性RNAポリメラーゼ阻害剤[1]である。開発コードT-705。日本での商品名はアビガン(Avigan、登録商標第4500382号ほか)[注 1]。日本ではインフルエンザと重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の2つの疾患で承認、SFTSの適応で薬価収載されている[3]。 中華人民共和国では、浙江海正薬業股份有限公司がライセンスを取得して生産していた。ただし、2019年に中国における富士フイルムのファビピラビルの物質特許は失効しており、それ
西アフリカのリベリアに滞在したあと、27日、羽田空港に到着した男性が発熱の症状を訴え、厚生労働省は男性を新宿区の国立国際医療研究センターに搬送するとともに、採取した血液などを東京の国立感染症研究所に送りエボラウイルスを含めて何らかの病気に感染していないか詳しい検査を行うことにしています。 厚生労働省によりますと、男性はこれまでのところ、患者などとの接触は確認されていないということです。 厚生労働省などによりますと、27日午後4時ごろ羽田空港に到着した男性が、発熱の症状を訴えたということです。 警視庁などによりますと、男性は40代のジャーナリストとみられ、西アフリカのリベリアにことし8月から2か月間滞在したことがあり、ベルギーやイギリスを経由して、羽田空港に到着したということです。 男性は到着時に37度8分の熱があり、念のために新宿区の国立国際医療研究センターに運んでいるということです。 厚
出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2020年4月) あまり重要でない事項が過剰に含まれているおそれがあり、整理が求められています。(2020年4月) 出典検索?: "感染症の歴史" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL ミヒャエル・ヴォルゲムート『死の舞踏』1493年、版画 「生」に対して圧倒的勝利をかちとった「死」が踊っているすがた — 14世紀の「黒死病」の流行は全ヨーロッパに死の恐怖を引き起こした。 感染症の歴史(かんせんしょうのれきし)では、世界の歴史において、特に後世に社会的、経済的、文化的に甚大な影響を与えた感染症について記述する。医学は感染症の対策や治療の探求により発展してきた。感染症は、民族や文化の接触と交流、ヨーロッパ世界の拡大
直近に海外も東京も訪れていない千葉市稲毛区の60代男性がデング熱に感染したと、厚生労働省が9日、発表した。代々木公園とその周辺以外での感染者は3人目で、東京以外で感染したとみられるのは初めて。男性が暮らす民間の無料低額宿泊所の周辺で感染した可能性があるとして、千葉市は周辺で蚊を調べ、駆除を検討している。 男性は8月31日に発熱などの症状が出て、今月8日にデング熱と確認された。容体は安定している。国立感染症研究所がウイルスを解析中で、厚労省などが感染経路などを調べている。 この男性がいた宿泊所の男性施設長(64)によると、男性は2日夕、「立っていられない」と症状を訴え、救急車で市内の病院に運ばれた。男性は8年前に入所し、計4棟あるうちの1棟の個室で生活していた。発症前は自転車で毎日のように市内のスーパーなどに出かけていた。 宿泊所は住宅街にあり、男性が… こちらは有料会員限定記事です。有料会
ペットから人へマダニのウイルス 9月5日 11時30分 身近なペットが危険なウイルスを運んでくる可能性のあることが分かってきました。 マダニが持つSFTS=重症熱性血小板減少症候群を引き起こすウイルスで、感染すると死に至ることもあります。 マダニは、衣類や寝具など家庭内にいるダニとは違い、野外に生息しています。 もともとは山奥で生息していたと考えられるマダニですが、取材を進めると、ペットを介して感染が広がっている実態が見えてきました。 松山放送局の山下茂美記者が解説します。 ウイルスに感染した男性 松山市に住む62歳の男性は、ことし6月、体調の不調を感じて受診したところ、マダニのウイルスへの感染が分かりました。 38度の高熱が下がらず、食事もできない日々が続き、5週間で体重は10キロ減少。 左目はウイルスによって炎症を起こして見えなくなり、緊急の手術でも回復せず、失明しました。
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