私が3notの話を最初に聞いたのは, 1960年代の始め頃, サバティカルで東大に滞在していたイリノイ大学のDavid Muller先生からだ. 研究室のお茶の時間に「アメリカの計算機科学科でよく話題になる問題」の1つとして紹介された. この話が記述されているのはあまり見た記憶がないが MITのHakmemには出ている. item 19の2-NOTs problemがそれである. x,y,zの3入力, x',y',z'の3出力を持つブラックボックスがある. 入出力の関係は x'=not x y'=not y z'=not z である. ブラックボックスには, andとorは好きなだけ使われているが, notは2つしかないことが分かっている. 内部はどうなっているか. Muller先生からこの話を聞いたわれわれは, その日は他の仕事がまったく手につかなかった. 解けてみるとなるほどと目から鱗

