私が警告していた通りのことが起きた大阪のラーメン店「王道家直系 我道家 OSAKA店」で、二重価格を巡る騒動が発生している。同店は券売機の英語表記画面でのみ価格を大幅に引き上げる運用をしていたが、漢字の読める中国人客が日本語メニューとの価格差に気付き、店側と度々揉めているという。店側は中国人客の出入り禁止を主張しているが、問題の本質はそこにはない。 私はかねてより警告してきた。「外国人割増」という形での二重価格は、運用上必ず破綻する──と。今回の騒動は、まさにその予見が現実となった事例である。 なぜ「外国人を見分ける」ことは不可能なのか今回のラーメン店は「日本語以外の言語画面=外国人」という前提で価格差を設けたが、漢字を読める外国人客の前では、その前提は一瞬で崩壊した。そもそも窓口で「外国人」を選別することは実務上不可能だ。外見や言語で国籍は判断できない。在日外国人と日本人を見分けられるの

