横浜市が山下埠頭にIRを誘致することを正式に決定した。これに猛反対するのが「ハマのドン」こと藤木幸夫氏。筆者は藤木氏とは少し見方が異なるものの、やはり横浜のIR誘致は反対である。京都以上の「観光公害」で市民が苦しむことが目に見えているからだ。(ノンフィクションライター 窪田順生) 「街が死ぬ」 ハマのドンの徹底抗戦 観光エリアが京都より狭い横浜市に、京都以上の観光客が押し寄せるのは確実。となれば、市民が観光公害に苦しむのは想像に難くない Photo:JIJI このままいけば、ダム建設に反対する地元民が籠城して解決まで13年もかかった、下筌ダムの「蜂の巣城紛争」のようなことが繰り広げられるのだろうか――。 先週、横浜市が山下埠頭にIR(カジノを含む統合リゾート)を誘致することを正式に決定したことを受けて、藤木幸夫・横浜港運協会会長が「命を張って反対をする」「ここで寝泊まりする」と、地元港湾業

