はじめに かつての私は、深夜2時にベッドの中で転職サイトを開いていた。 開いて、求人を眺めて、閉じて、また開く。そういうことを繰り返していた。辞めたいのか、と聞かれると困った。会社の限界が見えたのか。自分の天井が見えたのか。それとも、隣の芝生の青さに目が眩んでいただけなのか。たぶん、全部だった。たぶん、どれでもなかった。 今は、転職を考えていない。 これは「今の会社が最高だから」という話ではない。どんな会社にも良い面と悪い面がある。不満がゼロになることはない。ただ、深夜に転職サイトを開く衝動は、いつの間にか消えた。何が変わったのか。環境が変わったのか、自分が変わったのか。たぶん、両方だ。 「エンジニアは転職で年収が上がる」「成長できる環境に身を置け」——そんな言葉がタイムラインに流れてくる。転職エージェントからのスカウトメールは週に何通も届く。カジュアル面談のお誘い。年収アップの可能性。も
DiscordにWebhook経由で、複数の画像+メッセージを投稿する例を紹介します。Python+requestsでやったらかなりハマったのでメモがてらに。 やりたいこと こんな感じに、複数の画像を添付して、メッセージ込で送信したい。Webhook経由での投稿を想定するが、Discordの専用のライブラリを使うのではなく、Pythonのrequestsのライブラリから送信する。 公式情報 https://discord.com/developers/docs/reference#uploading-files multipart/form-dataを使ってポストすれば良い。ただ、この送り方がかなり癖がある。 Pythonのrequestsでファイル送信するときにヘッダーにmultipart/form-dataを直接指定してはいけない この記事にある通り、multipart/form-da
セキュリティサービス部 佐竹です。 あけましておめでとうございます。「セキュリティエンジニアにおすすめの本」として、1冊の本をご紹介します。2026年のセキュリティは、この本から始めてみてはいかがでしょうか。 はじめに 著者について どのような人にお勧めか どのようなことを学べるのか 最初期のセキュリティは物理との闘い タイムシェアリングの導入というパラダイムシフト 差し込まれる逸話が秀逸 まとめ はじめに セキュリティを学ぶためのおすすめの本 1選は、2022年10月12日刊行の「情報セキュリティの敗北史: 脆弱性はどこから来たのか」です。原著「A Vulnerable System: The History of Information Security in the Computer Age」は2021年に刊行されたもので、その邦訳です。 情報セキュリティの敗北史 (白揚社) 私は物
私43歳のおじさん、経歴としては高校卒業後AO入試で筑波大学に入ったものの、いろんなことをやりすぎて9年ほど在学し、在学中にITベンチャー「ニューフォレスター」の立ち上げメンバーとして参加し、その後「ソフトイーサ」で2年ほど穀潰しをするなどベンチャーを転々とし、現在もシステムエンジニアのようなことをしています。そんなこともあって、なんとワタクシ、今年までまともに「アルバイト」をしたことが無かったのです。(就活もしたことないですが) (コマゴマとした業務委託はあったんですが) で、ちょっといろんなことがあってどうにか収入を増やしたかったので、 在宅でできるフリーランス的な奴に登録したり、副業を探そうとしてみたんですが、 この年だとそれなりにプロマネ的な経験や、それをできるような人材じゃないとやっていけない界隈で、経歴がこんなんなんではまともに職務経歴書を埋めることもできず、結局何もできないま
メールサーバを作る場合、多くのOSがサポートされていることから、MTAはPostfixでMDAはDovecotを使うことが多いでしょう。この場合、昨今、大手メールSaaSが取り組んでいる送信ドメイン認証やTLS通信の強化に対応するには、追加のミドルウェアが必要となります。 例えば、送信時のDKIM署名をするならOpenDKIMを利用し、転送でメールを改変するのならFromを書き換えにPostSRSdを利用し、そのまま転送するならARC署名をOpenARCを利用したり、あるいはDKIMもARCもrspamdを利用するか、などなど。OpenDKIMもrspamdのそれも、元はMTAのsendmail由来のmilterという拡張仕様によって実現されていて、野良を含めるともっといろんな選択肢があったりします。さらには、DMARCポリシー適応とレポートの運用や、DKIMなどの鍵のローテーション、受信
はじめに 「Just use Postgres」という言葉を初めて聞いたのは、いつだったか覚えていません。Twitter か Hacker News か、あるいは社内の Slack か。どこで聞いたにせよ、私の反応は決まっていました。「また極端なことを言う人がいる」と。 「それ、〇〇でもできますよ」——この手のフレーズはもう100回は聞いてきました。そして大抵の場合、その〇〇は専用ツールに置き換えられていきます。技術が専門分化していくのは自然な流れです。 全文検索なら Elasticsearch。時系列データなら InfluxDB。メッセージキューなら RabbitMQ。それぞれの分野に専門家がいて、専用のソリューションがあって、ベストプラクティスがあります。「とりあえず Postgres で」なんて、それは思考停止ではないか、と。でも、心のどこかで気になっていたんです。 www.mann
AIのせいか年をとったせいか、おそらくその両方で、ビジネスのやり方が変わって、ふんわりした話にばかり関わっている。 「生成AIを使って暗黙知化したプロセスを形式知化して、御社のサプライチェーンをオプティマイズして、セールスをグロースさせます」とか「エンジニア間のスキルギャップをスクラムによってファシリテリテーションして御社のデベロップメント課題をイシュー化します」とか、なんだかそういった感じの話に関わっているのだ。 こういうふんわりした案件は、会議で何を発言しても面映ゆくなるというか、口に出せば出すほど脳が痒くなってくるような感覚があって、結局お前達の求めているものは売り上げと人員整理によるコストカットであって、もっと言えば人間の求めるものは不老と美食とセックスなんだから、そうはっきりと言え、と会議室の真ん中で叫びたくなってくるのを必死でこらえているのだった。 以前は、私の仕事はこんなでは
はじめに 「今日も、何もできなかった」。夜の部屋で、私はその言葉を呟く。また。今日も。 仕事をしなかったわけではない。むしろ一日中、何かをしていた。画面を見つめ、キーボードを叩き、メッセージを返し、タブを切り替え続けた。体は疲れている。目も疲れている。頭も疲れている。確かに疲労感はある。なのに、達成感がない。忙しかったのに、何も完了していない。この矛盾が、私を苦しめる。 朝、デスクに座った瞬間から、地獄が始まる。Slackを開くと未読の赤いバッジが十件以上浮かんでいる。「全部返信しなければ」。次にメールを開くと新着が三件ある。「これも返信しなければ」。GitHubのタブをクリックするとレビュー依頼が二件待っている。「これも見なければ」。そしてTwitterを開くとタイムラインに流れてくる技術記事のタイトルが目に入る。「これも読まなければ」。全部が重要に見え、全部をやらなければいけない気がす
世界140カ国以上の地域に100以上配置されているマイクロソフトのデータセンター(DC)。ここで、Microsoft Azureのほか、Office 365、OneDrive、Bingなど同社のクラウドサービスが運用されている。今回は、思わず誰かに話したくなる「Azureデータセンターのトリビア」を集めてみた。教えてくれるのは、マイクロソフトテクノロジーセンター センター長の澤円さんだ(聞き手、アスキー羽野三千世)。 AzureのDCは・・・「知られざる謎の組織」が運用している 澤さん:AzureのDCは“知られざる謎の組織”によって構築、運用されています。この組織は「MCIO(Microsoft Cloud Infrastructure and Operations)」という名称で確かにマイクロソフト社内に存在しているのですが、MCIOに誰が所属しているのかは、社員にも知らされていません
【追記】 皆さんありがとうございます。トラバもブコメも全部読みました。ご自身の経験を書いてくださった方も多く、参考になります。 大したことじゃないのに悲観しすぎかなとか、現状から目を背けようとしていたけど、だめですね。 仕事における責任を考えるなら、これ以上悪化しないうちに手を打つことが何より必要だと思うことにします(奴隷根性全開ですみません。でもそうして大義名分風にすることが、自分にとっては一番楽なので……)。 仮に休んだらキャリアはどうなるのかとか色々と不安はあるけど、このまま同じペースで働き続けて悪化させるよりは絶対に良い!はず!!! 初診予約の電話を、明日一番でかけてみます。 皆さんにも、少しでも良いことがありますように。本当にありがとうございました。 【追記ここまで】 20代後半女。この半年ほど、残業が月60〜80hくらい。 最近、ふとした時に涙が出るようになってきた。一人で作業
中華料理で混ぜることを意味する「バン/拌」。中国には地域ごとに様々な食材や調味料と麺を混ぜて食する「バンメン/拌麺」があります。麺をご飯にかえた混ぜごはんを「バンファン/拌飯」と新たに命名しました。 べたつきが少なく、油や調味料との相性の良いカルローズは、様々な食材・調味料と混ぜる調理法とは相性よし!美味しそうな組み合わせを思いついたらバンファンで作ってみましょう! カルローズの特徴を活かした "New Rice Style" バンファンのルール バンファンは、 カルローズの魅力を 引き出す新しい 「ライススタイル」 カルローズと お好みの食材、調味料を まぜれば 全てバンファン バンファンは自由! 美味しいものは 全てバンファンに! 究極の 「バンファン」は みなさんの アイデア次第
怠け者だったので嫁に「◯◯をしろ!」「じゃあ◯◯がやってよ!」と言われる事が多かった。 泣いて叱った嫁を見て改心した俺は全ての家事をできる限りで請負った。 嫁は趣味のゲーム(オフライン)を楽しそうに遊び、横で見ている俺も楽しかった。 暫くして…嫁が病んだ。 離婚まではいってないが、いま実家にいる。 義父母には全て説明済みで、俺は同情されたが本当はどう思ってるかは定かではない。 何にせよ、やりすぎたのかもしれない。 世の中の人妻に言いたい、一個ぐらいは自分のテリトリーを持ったほうがいい。 趣味じゃないぞ、家庭の話だ。 【追記】 昨日、嫁の実家で話し合いをした。 といっても既に義母が事情を聞き出し済みで説明があっただけ。 細かい部分は省略するが、 「何もしていない自分に不安を感じ始めた」のと、 「友達から『そうやって自信をつけた男は浮気するからね』と言われた」のと、 セックスレスの時期が重なっ
はじめに 完全自動運転の実現を目指すスタートアップ「チューリング」でエンジニアをしています、鈴木勝博です。私が所属しているDrivingSystemチームでは、自動運転向けのシステム開発を担当しています。 Linuxを用いたシステム開発を行っていると、カーネルの挙動、周辺デバイスとの組み合わせ等によって、思いがけない問題に遭遇することが少なくありません。この記事では、実際にシステム開発中に遭遇した「再現が難しく、原因の切り分けに時間を要した問題」について深堀りしてご紹介します。 概要編はこちらのテックブログにてご紹介しています。 本テックブログでは「kswapdが動作するとCPUの動作が止まる理由」の深堀を行います。具体的には下記を説明します。 Linuxのメモリシステムの仕組み 問題発生した瞬間に何が起きたか? Linuxのややマニアックな話となりますが、Linuxや自動運転ソフトウェア
fukabori.fmのtwadaさん回、面白いなー分かるなーって思いながら聞いて、今の自分の頭の中を書きだしてみようと思ったので書いておく。 どのくらい生成AIに任せているかをあらわす指標 どのくらい生成AIに任せているかをあらわす指標は、こうかなぁと僕は思っている。 「生成されたコードを自分が読んでいない割合」 どれだけたくさん生成AIにコードを書いてもらっていたとしても、生成されたコードを自分が全部読んで理解している場合は、主導権は自分にある。逆に、生成されたコードを全く読んでいなければ生成AIに主導権がある。 右のほうが生産性は上げやすい AIにどれだけたくさんコードを生成してもらったとしても、全部読んで理解しないといけないなら人間がボトルネックになる。右側にいけばいくほど、生成AIに任せられるので生産性は上げやすい。 ただ、右側にいけばいくほど自分がコードを理解していないし、構造
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