今年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送が始まり、主人公の豊臣秀長の居城があった奈良県大和郡山市や和歌山市などゆかりの地ではさっそく関連イベントが予定されている。1年間にわたり放送される大河ドラマの舞台になれば観光客の増加など地域の活性化が見込めるとあって、近年は各地の自治体や観光協会が誘致に名乗りを上げる。来年は既に、明治維新直前に幕府の要職を歴任した小栗忠順(ただまさ)を主人公とする「逆賊の幕臣」に決まっているが、翌々年の大河ドラマが発表されるのは例年1月から春にかけて。追い込みの時期を迎え、誘致合戦は熱を帯びている。 放送で汚名返上を「大河ドラマに戦国時代を描いたものが多いといっても、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康ばかり。彼らに先立ち、近世の礎を築いたことに注目してほしい」。徳島市在住で、戦国武将の三好長慶を顕彰する団体「三好長慶会」代表の出水康生さん(87)はこう話す。 現在の徳島

