今回も秩父を舞台に高校生が――と聞いて、よくあるヒット作の次回作への警戒感をつい覚えてしまったが、作り手側の意志は全くそうではなかった。2008年のTVアニメ『とらドラ!』から『あの花』を経て、初のオリジナル劇場作品に取り組む三人に、新作についての話をうかがった。 キャラクターたちに、もう一歩踏み込んで描く ――「『あの花』スタッフが贈る」というコピーで紹介されていますが、企画の段階からこの体制でスタートを? 長井:そうですね。三人で新しいものを、というお話をいただいて作らせていただきました。 岡田:完全に最初から三人そろっているのはこれが初めてですね。 長井:『あの花』の時は岡田さんが僕たちを呼んでくれたので。通ったら一緒にやろう、ということで。 ――完全オリジナルの劇場作品となりますが、TVシリーズとの違いを感じる部分はありますか? 長井:現在進行形で感じているところです(笑)。僕の場

