「スニーカーファンへの裏切りです」かつてほどの勢いはなくなったとはいえ、今なおスニーカー人気は根強い。「レア物」と呼ばれる限定品が発売されれば、抽選には応募が殺到。欲しかった商品を手に入れることができず、涙をのんだスニーカーファンも少なくないだろう。 だがもし、スニーカーの売り手である大手販売店が転売の蔓延を助長し、不当に価格が高騰する要因を作り出していたとしたら――。 「本明が行ってきたことはスニーカーファンへの裏切りであり、ナイキへの重大な契約違反です。あの男は、20年以上にわたりスニーカーの『横流し』を行い、莫大な利益を懐に入れてきたのです」 そう告発するのは、スニーカーの企画販売やイベント運営を行う「株式会社Calm」代表取締役の藤原一正氏(43歳)だ。

