全米映画ランキング : 2026年1月9日~2026年1月11日

全米映画ランキング:2026年1月12日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2026年1月9日~2026年1月11日
(金額・順位は確定前のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 アバター ファイヤー・アンド・アッシュ 4 21,300,000 342,590,528
2 おさるのベン

Primate
「おさるのベン」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

1 11,300,000 11,300,000
3 3 The Housemaid

The Housemaid

Lionsgate

4 11,200,000 94,154,000
4 2 ズートピア2

Zootopia 2
「ズートピア2」

Walt Disney
(ディズニー)

7 10,100,000 378,844,584
5 Greenland 2: Migration 1 8,500,000 8,500,000
6 4 マーティ・シュプリーム 世界をつかめ

Marty Supreme
「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」

A24
(ハピネットファントム・スタジオ)

4 7,633,062 70,133,369
7 5 Anaconda

Anaconda

Sony Pictures

3 5,100,000 54,273,000
8 6 劇場版スポンジ・ボブ 呪われた海賊と大冒険だワワワワワ! 4 3,800,000 63,631,000
9 7 David

David

Angel

4 3,087,465 75,174,491
10 8 Song Sung Blue

Song Sung Blue

Focus Features

3 3,000,000 31,147,000

「アバター」最新作、追随許さずV4! 世界興収20億ドルなるか【全米映画ランキング】

1月第2週の北米映画市場、週末3日間(1月9~11日)の興行成績(米メディア調査会社Comscore調べ)は、ジェームズ・キャメロン監督によるSF超大作シリーズの第3作「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」が2130万ドルを記録し、公開から4週連続で1位となりました。この売上げは、2位の新作「おさるのベン」(1130万ドル)やホリデーシーズンから興行が続く3位の「The Housemaid(原題)」(1120万ドル)の約2倍の記録です。

「炎」というテーマを軸に、新たにナヴィ同士の戦いを描いた本作は、公開4週目の週末に3700の劇場で上映され、累計の北米興行収入は3億4260万ドル、世界興行収入は12億3000万ドルに達しています。世界興収20億ドル超えの映画を3本製作(「アバター」シリーズ2作と「タイタニック(1997)」)した映画監督は、ジェームズ・キャメロンただひとり。本作もこのままの勢いを維持し、4本目の世界興収20億ドル映画になるか注目です。

2位にランクインしたのは、突如として凶暴化したペットのチンパンジーが巻き起こす恐怖を描いたパニックスリラー「おさるのベン」。2964館で公開され、ライバル作品を僅かにリードしています。公開初週の北米で1130万ドル、国外でも210万ドルを稼ぎ、世界興行収入は1340万ドルでスタートしました。製作費に2100万ドルが投じられているため、これからの興収の伸びに期待がかかりますが、観客の満足度を出口調査するシネマスコアで「B-」評価を受け、賛否両論を呼んでいます。また、本作はDCフィルムズの元CEOウォルター・ハマダが率いる18Hzとの製作契約に基づく初の作品となりました。

シドニー・スウィーニーとアマンダ・セイフライド共演のライオンズゲートのサイコスリラー「The Housemaid(原題)」は、公開4周目の週末で1120万ドルを売上げて3位に。引き続き、好調な観客動員数を維持しています。北米でR指定を受けた本作は、累計の北米興収9415万ドル、世界興収1億9200万ドルを記録。製作費が3500万ドルだったことを考慮すれば、十分すぎる結果を残しているといえるでしょう。

「ズートピア2」は、公開7週目にして週末興収1010万ドルを売上げ、4位に後退しました。累計の北米興収は3億7880万ドル、世界興収16億5000万ドルを記録し、ウォルト・ディズニー・アニメーションの歴代興行収入ランキングで首位に立っています。

5位は、ライオンズゲート製作の新作で、ジェラルド・バトラー主演の「グリーンランド 地球最後の2日間」の続編「Greenland 2: Migration(原作)」。2710の劇場で公開され850万ドルの週末興収を記録しました。2020年に公開され、新型コロナウイルスの影響を受けた第1作「グリーンランド 地球最後の2日間」は、アメリカではオンデマンド配信されたものの、国外では5200万ドルの興行収入を記録し、まずまずのヒットとなりました。続編はSTXが9000万ドルで製作し、ライオンズゲートが1000万ドルでアメリカでの上映権を獲得。現在、シネマスコアではやや低めの「B-」評価を受けています。

Comscoreによると、これまでの2026年の興行収入は、25年を23%上回るペースで推移。25年の北米興収が最終的に予想を下回ったことを考えると、26年はこの勢いを維持していく必要があります。1月は映画館の売上げが低調なことで知られていますが、今年はソニーの終末スリラー「28年後... 白骨の神殿」、ハリウッドで実写映画化もされた桜坂洋のSFライトノベルのアニメーション映画化作「ALL YOU NEED IS KILL」、アマゾンMGMのクリス・プラット主演SFアドベンチャー「MERCY マーシー AI裁判」、サム・ライミのサバイバルホラー「HELP 復讐島」、ジェイソン・ステイサム主演「Shelter(原題)」など、大ヒットが期待される作品の公開が控えているため、例年以上の成績が期待できそうです。

2026年1月12日更新 飯田沙野

過去のランキング