【26億円調達】インド人起業家、沖縄から水問題を解決する
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この記事を書いた川内です。
特集【日本で働くということ!】6人目は、沖縄に拠点を置くEFポリマーのナラヤンさん。
ナラヤンはいま、日本で注目のスタートアップなので、ご存知の方も多いかもしれません。
ですが今回のインタビューで聞いたインドの辺境の村で生まれてから沖縄にたどり着くまでのストーリーは知られざるエピソードが盛りだくさんだと思います。
世界規模でビジネス展開が始まっているなか、これからも沖縄に拠点を置き続けると語るナラヤンさん。その理由に胸が熱くなりました。
奇遇にも一昨日、国連大学水・環境・保健研究所が【世界が「地球規模の水破産」の時代に突入している】という報告書を公表しました。
報告書の内容を伝えるAFPの記事によると【川、湖、地下水が自然の回復速度を超える速さで枯渇】しており、【飲料水やかんがいに使用される主要な帯水層の約70%が長期的な減少を示しており、需要が供給を上回る「デイ・ゼロ」危機が増加している】としています。
https://www.afpbb.com/articles/-/3618796#
水破産危機の時代に、EFポリマーの技術とナラヤンさんはさらに脚光を浴びる存在になると思います。
まるで映画のようなストーリー、ぜひご一読ください。
そして、特集【日本で働くということ!】は今回で最終回です。
この特集は、排外的な空気が流れ始めているなか、日本で働く外国人の素顔を伝えることで、風通しが少しでも良くなればいいなと思って企画し、編集部に提案しました。
企画を実現してくれた後藤さん、編集を担当してくれた小林さん、ありがとうございました!
最近、読者のひとりから、こんなメッセージが届きました。
コンビニで働く外国人に差別的な発言をした母親にドルフィンさんとグエンさんの記事を読ませたところ、自分が偏見を抱いていたと気づき、後日、コンビニで外国人の店員に初めて「ありがとう」と伝えたと母親から連絡があったそうです。
この話を聞いて、この特集を担当できてよかったと心底思いました。
この特集はひとまず終わりますが、日本で働く外国人の取材は続けていきます。またNewsPicksで再会できたら嬉しいです。
記事を読んでいただいた皆さん、コメントいただいた皆さん、ありがとうございました!川内イオさんによる連載最終回は、インド出身の起業家・ナラヤンさんです。
これまで紹介されてきた方にも共通するのが、とにかく努力家なところ。
ナラヤンさんの不屈エピソードの数々に、かなり驚かされます。感動しました。
EFポリマーさんのことは存じ上げていましたし、コミュニケーションを取らせて頂いたこともあります。
が、ここまで壮絶な原体験と努力の歴史があったことは知りませんでした。
素晴らしい記事に感謝しますし、絶対に伸びるべきスタートアップだと思うので、何かしらの形で貢献したいと思いました。
※特にナラヤンさんの下記の発言は痺れました。
「この時、私はこう思いました。『この水問題は、私が解決したいというだけでなく、母なる自然が本当に望んでいることなのだ。私はただの触媒に過ぎないんだ』と。」水処理屋の思考回路では、彼のような発想はできなかったと思います。性能やコストだけを考えたら、どう考えても合成品で作ったほうが分がある。
でも、実際の消費者(農家)や、農家が出荷して、最終ユーザー(庶民)のことを考えれば、天然物だけで構成したほうが様々なメリットがある。
よく「イノベーションは辺境から始まる」と言われますが、彼のように水処理でも、ポリマーの専門家でもなく、その主流ではないところから、新しいプロダクトができるのだろうなぁ~なんて感じています。OISTの存在を初めて知ったきっかけがナラヤンさんでした。
この成果をインドに持ち帰って大成功して欲しいです。
※動画にはナラヤンさんはほぼ登場してません
↓
世界屈指の研究機関発「新技術ポリマー」にスタジオ絶賛
https://npx.me/s/2BtdwIjz
【東大超え】世界をリードする「OIST」研究現場の最前線
https://npx.me/s/1cdOgvwc
世界の農業に〝革命〟もたらすか 沖縄「OIST」発企業が開発した画期的な吸水素材
https://www.sankei.com/article/20240616-ELV2SN36UFK7JASK6VS2LWBMHQ/水不足は農業だけではなく、工業用水を必要とする多くの製造業にも甚大な影響を与えています。
この水不足を解決する給水ポリマーを開発し事業化しようというしているインド人開発者ガルジャール氏。
貧しい村から父の農業を科学的視点から助け、そして事業化のために沖縄科学技術大学院大学「I²スタートアップ・アクセラレーター・プログラム」に応募し、スタートアップとして資金調達に成功するまでの不屈の精神が描かれています。
印象的だったのは、事業化のために手作りで材料を集め実験を繰り返すシーンが連続するところです。井深大や本田宗一郎など日本の製造業の基礎をつくった賢人たちと原風景が重なりました。ガルジャール氏のこれからも追いかけたいと思います。
