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【商社攻勢】なぜ「天然ガス」に、世界の投資が集中するのか

NewsPicks編集部
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コメント


注目のコメント

  • 北川 文子
    NewsPicks 編集部 記者

    アメリカのトランプ大統領がベネズエラの石油やグリーンランドのレアアースなどの資源を手にしようと、過激な行動に出ています。こうした不穏な世界情勢は、資源やエネルギーの大半を海外に依存する日本にとっても他人事ではありません。
    エネルギーというと遠い世界のように思えますが、わたしたちの生活に欠かせない電気の源です。今回は天然ガスやLNGの切り口から、世界でいま、何が起きているのかまとめました。ぜひご一読いただけたら幸いです。


  • 平澤 歩
    東京大学 中国思想文化学研究室助教

    天然ガスは燃焼時に排出するCO2の量が少ない、というのはその通りなのですが、近年では採掘時に大量のメタンガスを発生させることが問題視されるようになって来ています。メタンはCO2の80倍もの温室効果を有する気体です。
    https://toyokeizai.net/articles/-/929702

    トランプ氏が「気候変動は史上最大の詐欺」というのには、もしかすると天然ガスを大量に消費・輸出し続けたいという事情もあるのかもしれません。


  • S Hideaki
    製造業 Financial Planning Div. Manager

    潮流としてはその通りだと思うし、その流れにサーフしようというのは当然だと思いますが、別記事(https://newspicks.com/news/15856294/)でもコメントしたとおり、今回の三菱商事の事案は「買収の凄さより、売り手にとって最高の売却タイミングではないか」と感じます。

    他方、「仕向け地自由」で転売可能という点は、アメリカにおける最大の地政学リスクだと思います。中国同様、大統領の一言でポリシーをコロコロ変える国(信用ならない国)になってしまいましたから。


    すなわち、今回の三菱商事の投資は、「天然ガスという潮流に乗った合理的判断」である一方、「売り手にとっては最高の出口、買い手にとっては政策リスクを抱え込む取引」だった可能性というのは否定できないと思いました。


  • 國分 裕之
    大手人材サービスグループ GXコンサルタント・非常勤講師
    エネルギー・環境 / 教育

    天然ガスを「脱炭素の現実解」と位置づける議論は、見る角度によって評価が分かれます。確かに燃焼時のCO2排出は石炭の約6割ですが、平澤氏が指摘されているように、採掘時のメタン漏洩という問題が近年クローズアップされています。メタンの温室効果はCO2の80倍以上。この観点を加えると「クリーン」という物語と実態の間に距離があることがわかります。
    三菱商事の投資判断には、別の構造的な背景も見えます。同社は2020年代前半、洋上風力に注力していましたが、秋田・千葉の入札で敗北し、欧州風力事業でも減損を計上しました。今回の投資は「理想から現実へ」という路線転換の象徴とも読めます。
    ただし、ここで問いたいのは時間軸の整合性です。シェールガス権益は数十年単位の投資ですが、日本政府は2050年カーボンニュートラルを掲げています。「移行期の現実解」が、移行そのものを遅らせるロックイン効果を生まないか。S Hideaki氏が指摘する「売り手にとって最高のタイミング」という視点も含め、この投資が本当に「買い時」なのかは、もう少し長い時間軸で検証される必要があるでしょう。​​​​​​​​​​​​​​​​


  • デスーザ リッキー
    (株)Marketer's Brain 代表 /BBT大学 講師
    広告・マーケティング / AI

    本稿は「天然ガス」への投資という「戦術」の話ですが、一歩引いて見ると、不確実な時代における「資源ポートフォリオ」の「戦略論」として読み解くことができます。

    なぜ今、あえてガスなのか。記事で注目すべきは、天然ガスが持つ「構造的な優位性」です。

    CO2排出量が石炭の約6割と環境負荷が低く、米国産は「仕向け地自由」で柔軟に売却可能、かつシェールガス革命により価格競争力がある。さらに、AIデータセンターの電力需要爆発という、デジタル領域からの強烈な追い風も吹いています。

    こうした背景を踏まえると、三菱商事の投資は「化石燃料への回帰」ではなく、「今、構造的条件が最も揃っている資源への合理的配分」という判断なのだと感じます。

    また、この資源の「扱いづらさ」もポイントです。 天然ガスはマイナス162℃で液化し、数週間しか貯蔵できないという、極めて管理難易度の高い資源です。だからこそ、上流(開発)から下流(販売)までを統合的にマネジメントできる商社の「総合力」が活きる。

    「商社だから勝ちやすい」理由は、その複雑性にこそあると感じます。

    そして、これは、我々の様なビジネス一般にも通じる本質です。

    たとえば、コンサルティングや広告の現場でも、「ひとつの収益源・成功パターン」に依存し続けるリスクを頻繁に目にします。5年、10年と特定の商流に安住し、市場の構造変化を見落とせば、待っているのは「緩やかな衰退」です。

    重要なのは、単にリスクを分散することではなく、「なぜ今、その選択肢をポートフォリオに組み込むのか」という構造的な理由を持つこと。このように、本稿をエネルギー戦略を通じた「ポートフォリオの意思決定論」として読むのも面白いのではないでしょうか。


  • 木下 智博
    追手門学院大学 経済学部 教授 兼 経営・経済研究科 教授

    素晴らしい。北川記者に感謝します。二酸化炭素排出量が石炭火力発電所の半分となるLNGは、お書きのとおり、脱炭素に向けた「現実解」です。
    対米貿易黒字を減らすうえでも、世界一の輸出国からの輸入を増やすことが良いはずです。
    日本の商社による、この記事にあるような天然ガス権益確保の動きを、トランプ大統領が強力に後押してもらえると嬉しいですね。グリーンランドのことは、捨て置いて。


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