銀行間振込、夜も休日も 18年10月から即時決済
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注目のコメント
決済システム高度化の議論を始めてから、もう5年になる。やっと、当初から論点だった24/7の対応が始まるのか。感慨深いものがあるが、やはり時間がかかりすぎだと思う。このスピードをどれだけ速くしていけるかで、日本の金融の将来は決まる。もうあまり残された時間はない。そういう覚悟で取り組んでほしいと思う。
みずほ対応遅れるのはBtoCだけでなくBtoBでも相応に厳しそう。
併せてオープンAPI普及も進みそうで、Fintech的な周辺サービスが続々と産まれるものと思われ。
私らネット証券はじめFXやビットコイン等業者にとっても、スイープ機能的な新サービス創り易くなりますね。H Takamineさんのコメントに共感します。
この記事での24時間振込は、銀行「間」の振込ですので、ネット銀行がいくら24時間稼働しているからといっても、振込先(もしくは振込元)の銀行との接続が24時間稼働しないと振込は完了しません。この銀行「間」のネットワークを全銀協の運営する全銀ネットが担ってきました。具体的には、銀行間のお金のやりとりを清算(貸し借りを足し引き)するものです(実際に資金を移動する決済は日銀ネット上です)。銀行の数も振込の件数も非常に多い中で、そのデータを「安全」に運営する必要もあり、相当に安全かつ効率よく運営できている方と考えられてはきました。ただ、ネットが当たり前の社会で取り残されてきた面も。
こうした決済のシステムは、経済学でいうところの「ネットワークの外部性」が働きますので、中央集権的に実施するほうが、効率よく運営が可能である一方で、「安全」面への配慮や、古くからあるシステムでもあるため、進化の速度は、他のインフラと比較すると、一般の消費者からすると、「遅い」と思うのは仕方ない面もあります。
古くはインターネット、今は、ブロックチェーンなどの分権型の技術の発達により、今後も決済のあり方が大きく変わる可能性があります。円の振込でいえば、究極的なものは、中央銀行がブロックチェーン技術を用いて、個人・企業に直接口座を開けるようにし、銀行を中抜きして決済することですね。そうすると「預金」ってなんだっけ?となりますが、中央集権的かつ究極の分権でもあります(そもそも円を使う段階で、中央集権なので、そこはしょうがない。仮想通貨は別。貝殻で決済しても別)。【銀行間振り込みの即時決済化】
口座維持手数料の導入とほぼ同じタイミングで、起こる銀行間の振り込み即時決済化は、銀行業と銀行のあり方という意味で、象徴的な出来事。
これまで、銀行=銀行業であり、「個別の銀行のやりたいことをする場が銀行業」であったという構図が、「銀行業/金融システムを構成する代替可能なプレイヤーとしての個別銀行」という構図に置き換わったということだ。
決済ルールは、銀行が決められることではなく、消費者の集合体である社会が決めることで、社会のニーズがあることは、たとえ従来の銀行がしなくても、誰かが必ずやるのだ、ということ。
それが今回の動きの背景。
以前のコメントで「銀行業はしぶとい」と書いたが、それは個別の銀行の事情を黙殺して新たなプレイヤーを飲み込むようなしたたかさ、と言い換えることもできる。
今年は、このシステムのしたたかさがどう発揮されるか、注目していきたい。全銀システムがボトルネックじゃなくなった途端、銀行間のシステムの格差が顕在化する。みずほ銀行はいつになったら追い付けるかな?勘定系のリプレースに目処が立ったらという割に、さっそく差をつけられてないか
