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16歳で東大合格のカリスさん「負け組は他人の枠組みに従い、勝ち組は自分で枠組みを作る」

人は人、自分は自分。比べる必要はない

東大入学式前日の写真(母と一緒)

東大入学式前日の写真。母と一緒に

 お金持ちや高学歴、美男美女といった勝ち組の人間に嫉妬してしまう人は多い。でも勝ち組は、納税や能力発揮といった形で、普通の人よりも多く社会に貢献している。  だから勝ち組を妬むのではなく、素直に応援して、自分もその一人になれるように頑張り過ぎずにがんばるのが良いだろう。それに、勝ち組の形なんてたくさんある。リスクの先にある、自分が掴みたい未来を勝手に手にしていけばいいだけだ。  同様に、自分が負け組と感じる理由も十人十色だから、主観的な劣等感を勝手に解消していけばいいだけ。人と自分を比べる必要なんてない。自分の現状を受け入れたうえで、好きに生きよう。  僕たちは、他者の期待を満たすために、褒められるために、生きているわけではない。人と自分を同一視し、人の課題まで抱え込むには、人生は短すぎる。だから、自分の眼で視て、自分の心で感じて、自分の思考で考えて、自分で決定していこう。  たとえば、独身や専業主婦、ホステスなどは、見方によっては、勝ち組とも負け組とも言えるだろう。結局は、当の本人たちの感じ方次第なので、「独身貴族」「家庭を支えるママ」「美人で華やか」などと自分が満足していれば勝ち組。  逆に「孤独な独身」「退屈な専業主婦」「偏見をもたれる水商売」などと、自分が不満に思っているなら負け組なんだろう。

不完全な生き方で構わない

 人生には、客観的な意味はない。客観的に見れば、単なる原子と分子の再配置をしているだけ。他人ではなく自分を生きて、主観的な幸せを感じているときにこそ、人生に意味は生じるだろう。 「世の中には幸も不幸もない。解釈があるだけ」(シェークスピア『ハムレット』より)  どのみち、この世に完全な人間など存在しない。なのに、完全であろうとするから苦しくなる。僕たちは、自分が喜ぶ不完全な生き方をして構わないのだ。  今、いかなる状況にあっても、前に進んで大丈夫。人生なんて常に準備不足の連続だ。ありったけの自分をぶつけて、前へ進もう。 文/東大AI博士・カリス
1993年、韓国生まれ。16歳で東京大学に合格。日本政府から天才認定(学生としては初めて、研究業績だけで永住権を取得)を受ける。博士(情報理工学/東京大学)。英・ケンブリッジ大学/独・ミュンヘン工科大学/伊・ミラノビコッカ大学で訪問研究。⽇本トップレベルの医療AI研究者であり、「みんな健康かつ笑顔で暮らせる社会」を実現すべく、医用画像データプラットフォームを手がけるCallisto株式会社を創業。YouTubeチャンネル『カリス 東大AI博士』にて、科学的勉強法・科学的思考法・AIなどについて配信中

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