Vol.2 「容姿革命」の本質
2019.06.11
アバターを身にまとう、だけではない。バーチャル時代のファッションとは?
※本稿は、「KAI-YOU.net」にて2019年に配信された記事を再構成して掲載したもの
クリエイター
この記事の制作者たち
2019年9月、バーチャルYouTuber(VTuber)によるファッションランウェイイベント・FAVRICが幕張メッセで開催された。
樋口楓さん、ピンキーポップヘップバーンさん、MonsterZ MATEらが出演するイベントでは、様々なデザイナーとVTuberとのコラボレーションが実現。
ファッションを中心に音楽や舞台演出などを通じて、新しい時代のエンターテインメントが展開された。
企画ユニット・モリオン航空は、VTuberユニット・KMNZの舞台衣装をデザインした。

キャラクターデザイン・イラスト・設定をモグモさんが、原案・企画をHISADAKEさんが担当するモリオン航空は、これまで『永久×バレット』や『ケモノファブリック』など独自の世界観を持つ作品をネット上で発表してきた企画サークルだ。
2020年からは、『永久×バレット』を漫画化。『週刊ヤングマガジン』『good!アフタヌーン』での連載が始まっている。
その魅力的なイラストのルーツは? 「バーチャル時代のファッション」をテーマに、バーチャルとファッションの関係性に迫る。

──モグモさんがイラストを始めたきっかけは?
モグモ 「東方Project」の二次創作からだったと思います。2010年くらいに、pixivなどでの創作活動が一気に盛り上がった時期でした。
──美大や専門学校などで学んだことはありますか?
モグモ 絵やCGについてはほぼ独学です。ネットのチュートリアル動画や書籍などから学んでいきました。

──そうだったんですね。ご自身が影響を受けている、特定ジャンルや作品、クリエイターはいらっしゃいますか?
モグモ (『天上天下』『エア・ギア』などの作者)大暮維人さんの絵には何度も衝撃を受けてきました。線の美しさ、大胆なパースの取り方、斬新な表現など、いつ見ても素晴らしいです。
続きを読むにはメンバーシップ登録が必要です
今すぐ10日間無料お試しを始めて記事の続きを読もう
残り 2630文字 / 画像9枚
800本以上のオリジナルコンテンツを読み放題
KAI-YOU Discordコミュニティへの参加
メンバー限定イベントやラジオ配信、先行特典も
※初回登録の方に限り、無料お試し期間中に解約した場合、料金は一切かかりません。
様々なジャンルの最前線で活躍するクリエイターや識者を中心に、思想や作品、実態に迫る取材をお届け
様々な記事の中から編集部で厳選したイチオシ作品をご紹介
ラッパー/ライター/編集
現代の日本の音楽シーンを語るなら、ボカロ文化は不可欠。2020年代のボカロ曲において、音楽的な独自性はどこにあるのか? 柴那典さんが「MAJ2025」受賞候補曲から考えます。
ライター
『ブルーアーカイブ』の青い色彩設計、そしてエデン条約のストーリー。この2つを柱に日本のサブカルチャーがアジアにどんな影響を与えたか、韓国でどう花開いたかを紐解きます
ライター
ぶいすぽっ!所属の蝶屋はなびさん。普段から前向きな姿勢を崩さない彼女のひたむきさはどこから来ているのかうかがいました。格ゲートークも充実!
編集
語られざる、違法な海賊版トレーディングカードゲームの歴史。世界広しと言えども、この解像度でその歴史を紡げる人は、SF作家・ゲームコレクターである赤野工作氏しかいない。
編集
結局、同人誌って違法なの? 実在する「VTuber」の二次創作、もしかして肖像権侵害や侮辱罪に当たっちゃう? 令和版、同人文化への最新の法的動向を弁護士に根掘り葉掘り聞いてます。
編集
日本語ラップを、構造的に理解する──音楽としてでもライフスタイルとしてでもない、新しいヒップホップの解釈を提示してもらっています。
編集
オタク/ラップのトップランナーだからこそ語れる“ニコラップ”の世界。懐かしいだけじゃなく、今に接続される話になっています。
ライター・編集者
減らないVTuberの活動休止について、根本的な原因を九条林檎さんに聞きました。推しのVTuberがいる方は、ぜひ読んでもらいたい内容です。