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ジャーナリズム / Journalism

Security

偶然“革命の現場”にいた。旅するユーチューバーが配信した、ネパールZ世代の怒り

ハリー・ジャクソンは、バイク旅の途中でカトマンズに立ち寄った。だがそこで彼が目にしたのは、若者たちが国を変える瞬間だった。撮影された動画は結果的に、世界にネパールの現実を伝えることになった。
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ニュースレターは持続可能なプラットフォームになりうるか?

ニュースレタープラットフォーム大手のSubstackにスター記者たちが押し寄せている。だが読者のサブスク疲れは悪化する一方だ。
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AIはニュース報道を救えるか?

人工知能(AI)はメディア産業を空洞化させる可能性がある──だが一方で、ジャーナリズムを強化する力も備えている。
Business

メタのファクトチェック・パートナーら、突然の打ち切りは「寝耳に水」

メタと提携していたファクトチェッカーらは、突然発表されたプログラム廃止について一切知らされていなかったと主張している。各団体とも、提携終了による経済的な悪影響を懸念している。
Business

わたしの後に入社したAIキャスターはクビになった

ハワイのローカル紙『The Garden Island』は今年、読者開拓のためにAIで生成キャスターをふたり採用した。2カ月後、この試みはお蔵入りとなった。
Business

カオスを生むのはトランプだけではない。歴史を変えるのはAIだ

政治の混乱は序章に過ぎない。テクノロジーは人類に根源的な危機を突きつけ、わたしたちの運命を左右しようとしている。
Business

AIが社会にもたらす恩恵とは“単純な要約”なのか?

文書やプレゼン資料、動画会議の内容を要約するAI機能が続々登場している。しかし、こうしたツールへの依存は、人類の思考力を衰えさせる危険性をはらんでいる。
Business

生成AIツールを楽しみながら開発。ハッカソン「Sundai Club」の試み

MITキャンパス近くで毎月開催されるハッカソン「Sundai Club」は、生成AIの限界を押し広げることを目的に活動している。メンバーたちは今回、ジャーナリスト向けの便利なツールを開発してくれた
Culture

『シビル・ウォー』が描いた写真と報道の力、そして単純化へのアンチテーゼ:アレックス・ガーランド監督インタビュー

なぜ世界はこんな混沌に陥っているのだろう──。『エクス・マキナ』で知られるアレックス・ガーランドのそんな問いが、映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の制作につながった。2024年10月4日の日本公開を前に、監督を務めたガーランドに制作の裏側を訊いた。
Business

AIに仕事を奪われることはなくても、職を得るのを邪魔される可能性はある

履歴書の審査や昇進候補者の推薦といった、人材をふるいにかける作業を自動化するAIソフトウェアが登場し、人事の現場で導入され始めている。これらのソフトウェアを分析したジャーナリストのヒルケ・シェルマンに、現状のなかで求職者が主導権を取り戻す方法について訊いた。
Business

Amazonで「配達ドライバーの尿」をエナジードリンクとして販売! 英国のドキュメンタリー番組が波紋を呼んだ理由

Amazonの配達ドライバーたちは仕事中にトイレに行く時間をとれず、ペットボトルに排尿して道端に捨てているという。これを英国のジャーナリストが拾い集めて“エナジードリンク”と称してAmazonで販売するまでの一部始終を描き出した番組が波紋を呼んでいる。
Business

欧州での法規制を見据えて、Facebookはニュースに見切りをつけている

ニュースコンテンツがプラットフォーム上で使用される際、提供元の報道機関に対価を支払うことを義務付ける法律が欧州で制定されようとしている。これを受けてメタは英国、フランス、ドイツでFacebookの「ニュース」のタブを廃止した。
Business

Instagramの創業者が手がけるAIを駆使した新ニュースアプリ「Artifact」とは

「Artifact」はユーザーにパーソナライズされたニュースを届けるアプリで、釣り見出しをAIが変更する機能もあるという。Instagramの創業者たちによる新事業について、『WIRED』エディター・アット・ラージ(編集主幹)のスティーヴン・レヴィが訊いた。
Opinion

コンテンツのあり方を変えるジェネレーティブAI、『WIRED』は“ツール”としてこう使う[ガイドライン]

会話型AIやジェネレーティブAIが生成した文章や画像を多くのメディアはすでに使い始めているが、『WIRED』は記事の作成から本誌の表紙のデザインまで完全にAIに任せることはない──。『WIRED』のエディトリアルをグローバルに統括するUS版編集長のギデオン・リッチフィールドによる編集方針の表明。
Opinion

「科学を伝える言葉」は、いかにインフォデミックに抗ったのか:サイエンスジャーナリズムからの報告者たち#2

各国のサイエンスジャーナリストはいかにサイエンスの言葉を伝え、不確かな情報の拡散に抗ったのか? ロンドン芸術大学大学院で取り組んだプロジェクトの一環として各国のサイエンスジャーナリストに取材したコントリビューティングライターの森旭彦が、現在のメディア環境の問題点から新たなジャーナリズムのアティチュードまで考察する連載の第2回。
Business

「Facebook News」の開始で、フェイスブックは“プラットフォームとしての責任”を果たせるか

フェイスブックが、専任のチームがキュレーションしたニュース記事を表示する「Facebook News」の運用を開始すると発表した。従来のように家族や友達の投稿と一緒にニュース記事を表示するのではなく、独立したタブで表示するものだ。「質の高いジャーナリズム」と同時にメディアに収益化の機会を提供する新しい仕組みによって、フェイスブックは「プラットフォームとしての責任」を果たすことができるのか。
Opinion

米国のジャーナリズムは「死」を迎えてなどいない。起きているのは“原点回帰”にすぎない

米国では「客観的」であることを是とするジャーナリズムの死と民主主義の危機が叫ばれている。だが歴史をさかのぼれば、これは米国のメディアの原点回帰とも言える。そもそも客観的な報道なんて、気前のいい広告主がいた時代の遺物なのだから──。創業初期のフェイスブックで活躍した起業家でベストセラー作家でもあるアントニオ・ガルシア・マルティネスによる、現代のメディアとジャーナリズムに関する考察。
Business

YouTube動画の信頼性向上プロジェクト、開始早々に見えてきた課題

ユーチューブが7月9日、ニュース動画の信頼性を高めるための施策を複数発表した。デマ動画の拡散などが問題になったYouTubeは、新機能の追加や投資などによって「信頼に足る」情報源をプッシュしていこうというのだ。しかし、そもそも何をもって「信頼に足る情報源」とするのか。こうした根本的な問題を抱えたまま、新たな施策は動き始めた。
Inside facebook

ザッカーバーグの失言

2016年の米大統領戦でのトランプの当選を受けて、フェイスブックの社内はパニック状態に陥っていた。フェイクニュース対策の緊急プロジェクトが社内で動き始め、マーク・ザッカーバーグは弁解しようとオバマ大統領に面会を求めた。それでも経営陣はフェイクニュースを野放しにしたという「過ち」を公に認めようとせず、対策に真剣に取り組もうと考えてすらいなかった。こうして「病」はフェイスブックを蝕んでいった。