トヨタ自動車やスズキのグループ企業、三菱ふそうトラック・バス、荏原、カヤバ、不二サッシ……。日本を代表する大手メーカーが、下請法(下請代金支払遅延等防止法)違反で公正取引委員会から勧告や申し入れを受ける例が後を絶たない。次の生産予定がないまま長期にわたって金型や治具などを対価を払わずに下請け企業に維持させているという、いわゆる金型の無償保管問題だ。長年の商習慣だったものの、下請けいじめとして近年は厳しい目が向けられている。にもかかわらず、なぜ違反がなくならないのか。下請け企業の現場で何が起きているのか。そして、どうしたら解決できるのか。金型の無償保管のリアルな声を交えて解説する。

「取適法」施行でもう許されない金型無償保管

第1回
金型無償保管のリアル 増え続けて5000個超、苦悩する部品メーカー(2026.01.19公開予定)
第2回
トヨタもスズキも違反、公取委が30社に勧告も金型無償保管はやまず(2026.01.20公開予定)
第3回
金型無償保管、完全解決へ検討すべき7つの策 コンプラ違反と決別せよ(2026.01.21公開予定)
第4回
金型保管問題の是正なるか 下請法改め「取適法」、重要なポイントを解説(2026.01.22公開予定)
第5回
金型保管問題、8割が「見聞きしたことある」 取適法は一定の認知度(2026.01.23公開予定)