2025/01/11 - 2025/01/11
108位(同エリア169件中)
ちゃんさん
台湾の東海岸には新幹線が通っておらず、在来線特急が交通の主役。日本製の振り子式特急が走っていて、九州にそっくりな交通体系です。
2013年の初訪台で東部幹線から車窓を眺めていたら、温泉ホテルが林立する街に停車。湯けむりも見え、別府そのものやんけ! と、びっくりしました。以来、ぜひ一度訪ねてみたかった礁渓への、温泉旅行のはじまりです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道
-
2025年1月11日、午後1時前に台北駅に到着。昼間なのに10度少し越える程度の気温で、台湾としては記録的な寒さになっています。
駅前の屋根付き通路の下には、路上生活の人も大勢いて、こたえる寒さだろうと思います。この週末、慣れぬ寒波で数百人が命を落としたそうです。台北駅 駅
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台北駅のシンボル的な空間、大ホール。ここの床に座って列車の時を待つというのが、台北駅独特の風習です。台湾国内でも、他の駅では見られません。
土曜日の昼というのに、切符売り場の列はほとんどありません。台湾では、チケットレス乗車が普及しています。 -
スマイル?。床には、世界各国の言葉で「笑顔」と書かれています。
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華山文創園区で軽くブランチを食べた後だけど、台湾の列車旅に駅弁は欠かせません。地下1階の台鉄弁当本舗を訪ねると、お昼時とあって大行列ができていました。
台鉄便当本舖 その他の料理
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いわゆる「排骨飯」ばかりで、日本のような地域色をいかした名物駅弁はないと言われる台湾の駅弁。それでもさすが首都の駅弁売り場で、9種類の弁当が並んでいました。
以前よりは値上がりしているけど、それでも100NTD(500円)で駅弁が買えるのだから、食べ物はまだまだ値ごろ感があります。 -
台北駅は地下ホーム。日本人の目からは、ちょっと懐かしいテイストの自動改札機が並びます。
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今回は、あらかじめ台鉄のアプリをダウンロードして、列車の予約も日本から取っておきました。QRコードを使って、チケットレス乗車できるすぐれものです。
JRでは昨年(2024年)、ようやく東北と北部九州で始まったQRチケットレス。台湾では5年もはやく、2019年にスタートしています。https://www.youtube.com/watch?v=1BbjrcloxyU -
台北駅のホームは地下の2面4線だけで、首都の駅らしくありません。列車を折り返させる余裕もないので、台北駅を始発・終着とする列車はわずかです。名鉄名古屋駅みたい。
赤いフェイスの普悠瑪(プユマ)号が入ってきました。2012年デビューの、日本製特急電車です。プユマ号 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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先代の日本製特急・太魯閣号が振り子式だったのに対し、普悠瑪号は簡易な車体傾斜式。傾斜角度が浅く、カーブの通過速度は太魯閣に敵わないものの、安価でメンテもしやすい車両です。
日本でもこの頃、振り子式から車体傾斜式が主流となっていきました。 -
テーマカラーの赤は車内にも展開していて、ドアの鮮烈な赤はよいアクセント。
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普通車のみのモノクラスで、背面テーブル付きリクライニングシートが4列で並びます。頭の部分の枕が上下に調節できるので、僕のような座高が高い人間でも収まりがよいです。
日本の在来線特急と同じような構成ながら、雰囲気は少し異なる印象も。座席が台湾製というのは、理由の一つかも。 -
日本の特急から次々消えている自販機は健在。暑い台湾のこと、水分が取れないというのは致命傷にもつながりかねません。
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日本と同様の丸い多目的トイレながら、やっぱりどこか違和感。便器のデザインやオストメイト対応のシャワーなど、違いが多いです。
ところで、これまで韓国でも台湾でも、いずれ嫌でも乗ることになる新型車は避けて、いつ消えるか分からない昔の列車に乗っていました。 -
しかしいよいよ旧型の列車は数を減らしており、狙いを定めれば行程に大きく制約が出るほどになってきました。ぼちぼち解禁の時と思い、今回は4度目の訪台にして普悠瑪に初乗車です。
台北ビール工場で仕入れて来たビールとともに、駅弁で遅い昼ご飯としましょう。いっただっきまーす! -
糖質オフタイプの台湾ビールは、日本の糖質オフのビールっぽい味でした。当たり前か。
この普悠瑪は停車駅が多いタイプで、松山、南港、八堵と台北近郊の駅でこまめに停車。少しずつ乗客を増やしていきます。 -
九分の玄関口でもあり、観光路線としても人気のローカル線・平渓線の始発駅でもある、瑞芳駅にも停車。
台北から30分以上の距離があり、普通列車やバスならもっと時間がかかります。瑞芳駅停車の特急をうまく使い、そのまま東海岸を巡れば効率よい周遊コースになります。瑞芳駅 駅
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ごろごろした岩の川を右に見ながら、高速で疾走。この先の東海岸の線路に踏み出すのは、初訪台の2013年以来になります。楽しみ。
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山を越えれば、太平洋が見えてきました。あいにくの曇り空で、南国の海らしさは感じられずに残念。
しかしこの時、僕の頭の中は「?」でいっぱいになっていました。目的地の礁渓にはこの列車は停車しないはずで、宜蘭までの切符を買い、普通電車に乗り換える計画を立てていました。https://www.youtube.com/watch?v=EHAxzbrLfo8 -
なのに、ドア上のLEDには停車駅として、礁渓が案内されている。どういうこと? 行程表と時刻表を照らし合わせてようやく判明、礁渓とその先の蘇澳を取り違えてました。ということは、もう降りるタイミングじゃん!
車窓には水田が映ります。 -
14時16分、礁渓着。礁渓に停車する特急はこの後17時35分までなく、余裕を持ってホテルにチェックインするには、この列車がベストタイムになります。
ホームは週末温泉を楽しむ家族連れで、いっぱいになりました。礁渓駅 駅
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お隣のホームには、PP自強号が入って来ました。それこそ、電化区間なら「どこでも見られる」特急でしたが、日本製特急電車の大量導入で今後は急速に数を減らしていくことになります。
自強号 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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駅舎には、縁起よさげな飾り付け。
ところでQR乗車券は、宜蘭まで買っています。手前の礁渓で降りて大丈夫? アプリを開いて改札に行ったところ、僕以外の乗客もそのまま改札を出るよう指示されました。 -
降りる客が一気に集中して、チェックする余裕がなかったみたい。アプリに関しては「下車」の処理をせずとも、特に問題はないようです。
レトロな駅舎の中は、観光客でいっぱい。 -
やってきました、14年越しの目的地・礁渓温泉! 駅前広場といえるものはほとんどなく、ロータリーの真ん中にモニュメントがあり、温泉地気分を盛り上げてくれます。
モニュメントには足湯も仕込まれていたけど、お湯は通っていませんでした。季節によるのかな。礁渓温泉 温泉
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通りには、温泉旅館の案内板がズラリ。日本の古くからの温泉地を見ているみたいです。
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スライダープールを備えた温泉まであるじゃないの。家族旅行にも良さそう。
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温泉街の背後に山が迫るロケーションも、別府を思い出した理由の一つです。
福岡温泉飯店…? 福岡県が由来なのかしら。7号館まであるらしく、大規模なホテルチェーンみたいです。 -
僕の予約した漫旅温泉会館は、駅から徒歩15分ほどの距離にありました。この間もずっと温泉ホテル群が途切れないのだから、かなり大きな温泉街です。
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チェックインするやいなや、部屋に浴槽はなくてシャワーだけだと言われ、面喰いました。
サイトの写真にはバスタブ載ってたやん! と抗議したくもなったけど、面倒なのでそのままチェックイン。 -
古そうな建物だけど、内装はまあまあきれい。
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こちらが今夜のお部屋です。風呂はともなく、窓もないんかい!これで1,380NTD(6,900円)かぁ…
タッチの差で予約が埋まってしまった、第一希望の駅前のホステルを思い出し、ちょっと悔しくなりました。 -
シャワーしかないものの、お湯は温泉だそうです。湯が通るまで時間がかかるので、5分くらい出し放しにしてから浴びて下さいとのこと。
10度を切りそうな寒さの中、暖房が入らないのも参ったな…もっとも台湾では珍しいことではなく、だからこそこの程度の寒波で何百人も亡くなってしまうのだと思います。 -
もちろんこんなホテルなので、朝食もなし。代わりにカップ麺やドリンクはフロント前で売っており、電子レンジも使えます。お茶は無料サービス。
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ずらり並ぶ漫画は読み放題。ほとんどが日本の漫画ですが、もちろん台湾語への翻訳版です。
ホテルでのんびり温泉浴のつもりだったけど、寒い窓なし部屋に閉じこもっていては滅入ってしまいそう。寒いわ雨模様だわで散策には向かない天気なのを承知で、出掛けますかね。
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