ユーチューバーなど「コンテンツ配信者」の所得税などの申告漏れが急増している。動画市場の急拡大や収益源の多様化を背景に稼ぐ配信者が増える一方、活動の舞台となるSNSを巡っては誹謗中傷が社会問題に。過激な投稿ほど再生回数を伸ばす傾向があり、情報発信のプラットフォームとして構造上の歪さを指摘する声もある。国税当局は「稼ぐ人間は必ず目立つ。SNS上では匿名でも、個人の特定は可能だ」と目を光らせる。 「忙しくて確定申告ができませんでした」。令和5年度(事務年度)、大阪国税局の税務調査にライブ配信者の女性はこう答えた。女性はスマートフォンアプリを使って配信を行う人気ライバー。「投げ銭」などで年収は数千万円に達していたが、4年間で約1億1900万円の報酬を税務署に申告せず、所得税と消費税に加算税が上乗せされ、約2100万円を追徴課税された。 急拡大の市場IT大手サイバーエージェント(東京)などの共同市場

