熊本地震の被災者を支援するための「義援金」の募集が、さまざまな支援団体や自治体で始まっています。しかし、それぞれの組織に義援金を渡すと、どの地域で、どのように使われるのでしょうか。調べてみると、かなり複雑で、被災地では使い道をめぐって混乱があることも分かりました。 日赤と募金会、届くのは熊本県 義援金の受け付け窓口として広く知られているのが、日本赤十字社と共同募金会です。全国の募金活動でも「日本赤十字社を通じて、被災地に送ります」といった説明を、よく耳にします。 両団体に届いた義援金は、被害に応じて、被災者に配られます。ただ、配られる対象は熊本県に限られ、重軽傷者26人が出ている大分県をはじめ、そのほかの地域は含まれていません。 なぜ、熊本県以外は義援金の対象に含まれないのでしょうか。 中央共同募金会によると、国費を投じて被災地を支援する「災害救助法」の適用を受けたかどうかで、義援金を配る

