福島第一原子力発電所にたまる処理水を海に放出した際の生き物への影響を調べようと、東京電力がヒラメやアワビなどを使って2年半にわたって続けてきた飼育試験が、先月末で終了しました。 東京電力は試験の結果、ふつうの海水と、処理水を海水で薄めた水などで飼育した生き物の成育に差は無く放射性物質が濃縮されないことが確認できたとしています。 福島第一原発にたまるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について東京電力は、おととし8月から政府の方針に従って、基準を下回る濃度に薄めた上で、海への放出を行っています。 東京電力は、処理水を海に放出した際の生き物への影響を調べようと、放出開始のおよそ1年前からヒラメやアワビ、それに海藻を使った飼育試験を行ってきました。 試験は、ふつうの海水と処理水を海水で薄めた水のそれぞれで生き物を飼育し、成育の違いや体内のトリチウム濃度の変化を分析するもので、放出の開始後には、

