サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
2025年ランキング
wirelesswire.jp
yomoyomo yomoyomo 雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。 Tweet 恥ずかしい話ですが、折に触れて自分の感覚の鈍さを思い知らされることがあります。 昔の話になりますが、マーガレット・アトウッドの『侍女の物語』に初めて触れたとき、作品の評価は別として、キリスト教原理主義グループによるクーデターでの政権奪取により全体主義国家となった米国というのが正直ピンとこないというか、さすがにありえないだろうと根本のところでリアリティを感じることができませんでした。 それから長い月日が経ち、コリイ・ドクトロウの「「プロジェクト2025」の
清水 亮 ryo_shimizu 新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。 Tweet 再帰的言語モデル(RLM)は今最も注目を集めている大規模言語モデルエージェント・アルゴリズムである。 通常「モデル」という言葉が語尾につくと、それはAIそのものを指すことが多いが、「再帰的言語モデル」の場合、実際の「モデル」は、既存のOpenAIのChatGPTでも、ローカルで動作するgpt-ossでも、DeepSeekでもいい。では何が「再帰(Recursive)」なのかというと、LLMの「呼び出し方」である。これが各方面で次々と成果を発揮し、大変な注目を集めているのだ。 再帰的言語モデル(RLM)の本質は、「LLMを一発回答の生成器として使う」のではなく、複数の推論ステッ
岡村 毅 t_okamura 1977年米国生まれ、2002年東京大学医学部を卒業し医師免許取得。東京大学大学院にて医学博士取得。精神神経学会専門医・指導医、老年精神医学会専門医・指導医、精神保健指定医の資格を持つ。東京大学医学部助教を経て、現在は東京都健康長寿医療センター研究所研究副部長として高齢者のメンタルヘルスの研究に従事する。上智大学グリーフケア研究所非常勤講師、東京大学非常勤講師、大正大学地域構想研究所非常勤所員を兼務する。またNPO法人ふるさとの会の顧問として、ホームレス支援に従事する。 Tweet すでになっている人を苦しめる「予防しましょう」 認知症の領域ではだいぶ前から2つの概念が闘いを繰り広げている。それぞれの陣営は、何も自分の利益のために闘っているわけではなく、それが人々の幸福につながると信じて主張しているのである。 例えば「予防」対「共生」である。2019年に示され
yomoyomo yomoyomo 雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。 Tweet ティム・ウー、打診きたけどけっぽってしまいました。だってティム・ウーの本ってすべて「もうすべて国家が仕切ってるんだよ、大企業が仕切ってるんだよ、自由なんて思ってる君たち、甘ちゃんすぎ、あらゆる抜け道はふさがれていて、もうどうしようもないから、みんなかえってクソして寝ろ、あ、かーすかに希望のあるところも……でも無理だから期待するだけ無駄、じゃあねー」というだけで、何も提言がないんですもの。(山形浩生) SF作家のコリイ・ドクトロウと法学者のティム・ウーは、
中村 航 wataru_nakamura 1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。 Tweet スマートフォンを初めて手にする年齢が、その後の子どもの心身の健康に影響を及ぼす可能性が、新たな大規模調査で明らかになった。米国小児科学会誌『Pediatrics』に掲載されたこの研究によれば、特に12歳までにスマホを所有した子どもは、それ以降に持った子どもに比べ、睡眠不足やうつ症状、肥満などのリスクが高いという結果が示されている。 この研究では、フィラデルフィア小児病院、UCバークレー、コロンビア大学などの研究者らが、全
清水 亮 ryo_shimizu 新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。 Tweet ChatGPT に代表される生成AIを「なんとかローカルで動かしたい」という欲望は、エンジニアなら一度は抱くものだと思う。 「クラウドに一切つながずに、自分のPCだけで完結するAIアシスタント」。響きだけなら最高だ。 しかし、いざやってみるとすぐに壁にぶつかる。 モデルはローカルで動いても、「知識」はローカルにないのである。 ローカルLLMにもWebの知識は必要だが… LLMは大量のテキストで事前学習されているとはいえ、「いま」「ここ」で必要な具体的な情報はだいたいWebにある。 ちょっとマニアックなエラーコードの意味 特定ツールの最新ドキュメント つい最近アップデートされた
佐藤卓己 t_sato 1960年広島県生まれ。京都大学文学部史学科を経て1986年同大学院修士課程修了。ミュンヘン大学近代史研究所留学後、1989年京都大学大学院博士課程単位取得退学。東京大学新聞研究所助手、同志社大学文学部助教授、国際日本文化研究センター助教授、京都大学大学院教育学研究科教授を歴任。2024年3月に京都大学を早期退職し、同年4月に上智大学文学部新聞学科教授に就任(現任)。 Tweet はじめに「大衆」があった 1994年に私がジョージ・L・モッセの『大衆の国民化』という本を翻訳したとき、一番衝撃的だったのはタイトルの誤読かもしれない。なんと版元でも「大衆の国民化」ではなく「国民の大衆化」としばらく呼ばれており、企画段階では「国民が大衆化する」話だと受け止められていたようだ。先んじて存在していた「国民」が、消費社会化によって「大衆」になると考えられていたわけだ。まったく逆
yomoyomo yomoyomo 雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。 Tweet 少し前にベンジャミン・ウォレス『サトシ・ナカモトはだれだ? 世界を変えたビットコイン発明者の正体に迫る』を読み終えたのですが、とても面白かったです。 翻訳を手がけたのが1973年組の星である小林啓倫氏なので、この本のことは刊行前から気になっていましたが、正直なところ、買うのを躊躇していました。なぜかというと、もし本当にこの本の著者がサトシ・ナカモトが誰かを明確に特定したのなら、その時点で大きな話題になっていたはずで、結局はサトシ・ナカモトの正体は分からな
yomoyomo yomoyomo 雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。 Tweet Linuxやフリーソフトウェアについてのウェブマガジンの老舗であるLWN.netが、今年の2月に「AIスクレイパーボット禍との戦い」という文章を公開しています。 LWN.netのようなウェブサイトの運営には多くの課題が伴いますが、近年、生成AIシステムのモデル訓練のために、インターネット全体からデータを掻き集めようとするAIスクレイパーボットへの対策が新たに加わりました。 LWN.netの共同創始者であるジョナサン・コーベットは、「予期せぬ厄介事」、「現
清水 亮 ryo_shimizu 新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。 Tweet SambaNovaは、米AIスタートアップ企業のHume AIと提携したことを発表した。Hume AIは感情表現を含む音声合成や既存の人物の発音を模倣するボイスクローニング、全く未知の人物の音声を作り出すボイスクリエーションといった音声合成技術に特化したスタートアップで、CEOのアラン・コーウェン氏はUCバークレーで心理学の博士号を習得した後、GoogleのAI部門において感情コンピューティングチームを率いていた異色の経歴の持ち主。 2021年に設立された同社では、AIが人間の感情を理解し、共感する能力を持つことが、今後のAI技術の発展において不可欠であると考え、感情知能を持
清水 亮 ryo_shimizu 新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。 Tweet 小規模でも高性能なLLMがたくさん出てくるようになり、LLMのファインチューニング手法もこなれてきた。かつては、QLoRAなどのファインチューニングでは語尾やフォーマットしか学習できないと言われたり、下手にファインチューニングするとそれまでの知識を忘れてしまう問題などがあった。 現在は、継続的事前学習(CPT;Continual Pre-Training)を用いて性能の劣化を防ぎながら新しい知識を学習することができるようになってきた。 また、LLMの扱えるコンテキスト長も、一年ほど前は4000〜8000と言うかなり小規模なものだったが、今は12万から26万、ものによっては10
yomoyomo yomoyomo 雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。 Tweet 前回の文章でも名前を出した政治学者のヘンリー・ファレルが、アブラハム・ニューマンと『武器化する経済 アメリカはいかにして世界経済を脅しの道具にしたのか』の続編というべき「武器化された世界経済」という文章をフォーリン・アフェアーズ誌に寄稿しています。 これは、中国の台頭により、米国が技術的、経済的な要所を独占する唯一の超大国ではなくなった「武器化された相互依存」の世界に向けて秩序を組み直す必要があることを説くものですが、ファレルらはトランプ政権がその変革を
清水 亮 ryo_shimizu 新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。 Tweet 一年ほど前、元NTT docomoの栄藤さんの誘いで軽井沢で開催されていた初島会議というのに出てきた。 その初島会議の席で面白い人と知り合った。長野の大手地銀である八十二銀行の浅井会長(当時)だった。 妙に人懐っこい人で、いっぺんで彼を好きになった。僕が昨年女性の友人たち9人を集めて行った「女子限定初心者AIハッカソン」に大いに刺激を受けたとのことで、それから何度かメールのやりとりをして、「ぜひ長野でハッカソンをやってほしい」という依頼を受けた。 僕の所属する個人事務所である株式会社ゼルぺムは、AIハッカソン専業業者といっていいほどハッカソンをやっている。長岡市のような地方自
清水 亮 ryo_shimizu 新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。 Tweet これまでもAIの「民主化」や「社会実装」の重要性について語ってきた。その観点から見ると、現在のGPUやTPUを多用するデジタル生成モデルによって年々増加する消費電力の懸念は、まさに喫緊の課題だ。 そんな中、まさにこれらの課題を根本から覆す可能性を秘めた論文が現れた。それが「光回路AI(Optical Neural Network)」だ。これは、デジタル生成モデル、特に拡散モデルにインスパイアされた、全く新しいアプローチである。 これまでにも光回路を用いたAIは開発されてきた。しかし、従来の光回路はごく単純な認識問題を解くだけで終わっていた。今回Natureに掲載された論文では
yomoyomo yomoyomo 雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。 Tweet およそ一年前に「ティム・オライリーとシリコンバレーの贖罪」という文章を書いたのですが、当時既にオライリーが経済学者のイーラン・ストラウスと手がけていたAI Disclosures Projectのことはあまり注目していませんでした。 これは文字通り、AIに関する情報開示を求めるプロジェクトですが、なぜ情報開示が必要なのか? オライリーらによる説明は以下の通りです。 現行のAIガバナンスの枠組みは、モデル自体の能力に内在するリスク、悪意ある主体がその能力を
清水 亮 ryo_shimizu 新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。 Tweet やはり予想した通りChatGPT Agentが肩透かしなものになった。どのように肩透かしになったのかは筆者の個人ブログを参照されたい(ChatGPT Agentの特徴と問題点)。 「エージェント」とか「AIエージェント」という言葉が濫用されたせいで、最近のLLMを使い本格的なエージェンティック訓練を受けたAIを「エージェンティックAI」と呼ぶのが昨年から西海岸で流行っている。 「エージェンティックAI」と昔ながらの「AIエージェント」の違いは、「AIエージェント」が中身がないか、もしくはごく典型的なLLMに外部アクセス機能を組み合わせて「エージェント風」にしているのに対し、「
yomoyomo yomoyomo 雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。 Tweet The rules are changed, it’s not the same It’s all new players in a whole new ball game (Donald Fagen, “The Goodbye Look”) 数年前、ピーター・バラカンが、ラジオだったか文章だったかで(それを思い出せないところが老化……)ドナルド・フェイゲンの”The Goodbye Look“について、「この曲の語り手はおそらく殺されるのですが」みたい
yomoyomo yomoyomo 雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。 Tweet この連載でも何度か名前を引き合いに出しているオライリー・メディアのマイク・ルキダスが、重要ないし興味深いテクノロジーやビジネスのトレンドをリストアップするRadar Trendsシリーズは、ワタシも毎月必ずチェックしています。 ルキダスはこの連載を5年ばかり続けており、2020年はCOVID-19がトップの話題になることが多かったですが、2021年以降は現在まで、トップの話題は一度の例外もなく人工知能(AI)だったりします。その後にプログラミング、サイバ
清水 亮 ryo_shimizu 新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。 Tweet AIはついに民主化された。 このことにまだ多くの人が気づいていない。 気づいていない理由は二つある。第一に、民主化されたAIを動かすためのハードウェアがまだ少し高価なこと。第二に、民主化されたことを実感するにはまだ多少はプログラミングの知識やスキルがいること。 しかし、その二つを満たした人々、たとえばGOROmanとして知られる近藤義仁氏は気づいている。 このことについて彼と話をしたわけではない。だがたぶん気づいている。なぜか? GOROmanは512GBのRAMを搭載したMacStudioを持ち歩いているからだ。ストレージを最大限ケチっても150万円はするこのマシン、コンパ
yomoyomo yomoyomo 雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。 Tweet 歴史家のダニエル・イマーヴァールが、ニューヨーカー誌に寄稿した「テクノロジーによる「注意力の危機」を煽る“エリート”たちの本音」に書くように、ニコラス・カーの『The Shallows: What the Internet Is Doing to Our Brains』(邦訳は『ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること』)は、インターネットが我々の集中力と熟考する能力を奪っている、つまりは「インターネットが我々の能力を退化させる」ことを
清水 亮 ryo_shimizu 新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。 Tweet 二年前に上梓した「検索から生成へ」が再び身の回りで話題になっている。 当時はピンと来なかった人も、最近のAIの進歩でようやくわかってくれるようになったらしい。 本書は能天気なまでにAIの進歩を前提としているが、その直感がほとんど全く間違っていなかったことをただ確認する二年間だった。 AIにできることは本書の中で想定した通り増えているが、できないことは変わっていない。 最近、いろいろな動画生成AIが出てきているが、それももちろん本書の中で予言している。それらがオープンソースになることも。 オープンソース(またはオープンウェイト)のAIは、あとからファインチューニングという処理を
yomoyomo yomoyomo 雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。 Tweet 『利己的な遺伝子』や『神は妄想である』などの著作で知られる進化生物学者のリチャード・ドーキンスが、AIの意識に関してChatGPTと行った対話を少し前に公開しています。 ChatGPTはチューリング・テストに合格しているにもかかわらず、自身に意識があるのを否定するが、チューリング・テストは無効な基準なのか? とドーキンスがまずジャブを繰り出すと、チューリング・テストは飽くまで会話能力や機能的知能を評価するものであって意識のテストではない、とChatGPT
柴田 淳 A_Shibata 株式会社マインドインフォ 代表取締役。東進デジタルユニバーシティ講師。著書に『Pythonで学ぶはじめてのプログラミング入門教室』『みんなのPython』『TurboGears×Python』など。理系の文系の間を揺れ動くヘテロパラダイムなエンジニア。今回の連載では、生成AI時代を生き抜くために必要なリテラシーは数学、という基本的な考え方をベースにお勧めの書籍を紹介します。 Tweet シトロエンの2CVという車があるのをご存じでしょうか。「カリ城」(映画「ルパン三世 カリオストロの城」)の冒頭シーンで、逃げるクラリス嬢が乗っていた車です。何年か前、この2CVに乗せてもらったことがあります。仕事でお世話になっていた方が、キレイにレストアされたこの車を所有していて、筑波の道を小一時間ドライブしました。 エンジンが非力で車体を軽くする必要があったからでしょう。鉄板
いま、物理的な本を売る価値 2025.04.09 Updated by Ryo Shimizu on April 9, 2025, 17:02 pm JST 昼飯を食べに神田まで足を伸ばしたついでに、神保町まで行くことにした。 実は、神保町でひとつ本屋をやっている。 といっても、僕の「店」は、本棚の棚一つ分しかない。 ちょうど在庫が切れ始めていたので、ここいらで在庫を補充しておこうと思った。 ここはPassage by All Reviewという店。一つ一つの棚を月額で会員に貸し出している。 古本もあれば新刊もある。 新刊を注文して売ることもできる(から本屋といえば本屋)が、自分の手元にある古本を売ることもできる。 なんなら、同人誌も置ける。 自由なのだ。 今年の僕は、二ヶ月に一冊程度のペースで同人誌の新刊を出すことを目標にしている。 既に4月だが、こないだ新刊を上梓したので、いまのところ
80点の文章の書き方 2025.04.03 Updated by Ryo Shimizu on April 3, 2025, 09:47 am JST 最近、よく知らない人から「文章うまいですね」と言われる。 それはサッカー選手に「サッカー上手いですね」と言うようなものだ。僕は16歳の頃から商業誌で文章を書いてる。散々鍛えられたし、普通の人とは異なる訓練を積んできた。 大概、そう言うことを言ってくる人は、自分で同人誌を書いているか、Webのライターをやっているかで、要は文章に多少なりとも気を使って生きているひとだろう。ただ、何も僕のメインのフィールドと関わることがなかったので、僕が売文業を始めてもう35年のキャリアであることを知らないのだろう。35年もやってりゃ、上手くならないほうが難しい。 だが、今は媒体にそう言うタイプの「ライターを育てる力」そのものが喪失してきている。昔は、編集者とい
yomoyomo yomoyomo 雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。 Tweet オライリー・メディアのコンテンツ戦略担当バイスプレジデントを務めるマイク・ルキダスは、以前よりプログラミングの未来について文章を書いており、ワタシもそれをフォローしてきました。 2019年5月には、プログラミング・ツールに関し、我々は未だ「パンチカード」を使っているようなものだと不満を表明した上で、「配管工」にたとえられる「ブルーカラー」のプログラマーにとってのプログラミングが、もっと視覚的なものになるべきと論じていますが、その背景には人工知能のコード作
Warning: Undefined array key 0 in /home/wwnstyle/wirelesswire.jp/public_html/wp-content/themes/wirelesswire_v3/functions.php on line 25 Tweet 筆者はよく「子供たちへのプログラミング教育に熱心ですね。お子さんが好きなんですね」と誤解されることが多い。 実際には基本的に子供は苦手だ。直接子供と話をするとあたまがクラクラするし疲れる。子供の相手はできるだけAIにやってもらいたいと考えている。 なぜ子供向けのプログラミング教育にエネルギーを割いているのかと言うと、それが人類の未来に直接的に関与する唯一の方法だからだ。 筆者は自分の人生に興味がない。自分はもうやりたいことはやった。これから先もやりたいことをやり続けていくつもりだが、その「やりたいこと」のうち最
清水 亮 ryo_shimizu 新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。 Tweet vibe coding(バイブ・コーディング)という用語が初めて世間に広く認識されたのは、2025年2月のことだ。多くの業界関係者がAIによるコード生成の可能性に驚嘆する中、筆者が注目したのは、著名なAI研究者でありかつ元Tesla AIディレクターであるAndrej Karpathy氏が、SNS上で「vibe coding」と銘打った発言であった。Karpathy氏は、従来の一行ずつコードを書く開発手法に対し、自然言語による指示でAIが必要なコードを即座に生成する―まさに音楽の即興演奏のような「共鳴」する開発スタイルを提唱している。 https://x.com/karpat
やはりSakanaは釣りだった!?Sakana.aiが発表した論文が海外のAI研究者コミュニティで炎上 2025.02.21 Updated by Ryo Shimizu on February 21, 2025, 15:59 pm JST ついにやらかしてしまったか。 数多くの日本企業から高い評価を受け、資金調達をしてきたSakana.aiは、登場した当時はヒーローだった。 まるで学術的な意味のない面白論文と面白実装を次々と発表する様は、「ロックだなー」と、ある種、ファンの目線で彼らをみていた。 「面白い論文」と「学術的に価値や評価が高い」論文というのは全く違って、最初、Sakana.aiが進化計算の論文を出した時は、クールなジョーク論文だと思っていた。 論文偏重主義に一石を投じ、中身の読めない人をからかうかのような姿勢はトリックスター的な面白さがあった。 唸るような大金を集めておきなが
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)- Philosophy of Safety and Sec...』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く