2014年頃、キリンビバレッジの『生茶』ブランドは存亡の危機にあった。00年に発売してから5年間は、緑茶市場の拡大とともに販売数も右肩上がり。しかし競合の躍進もあり、売上は最盛期の半分にまで落ちていたのだ。ここで、マーケティング担当者が考えた「秘策」とは?(ジャーナリスト 夏目幸明) シェア20%の大ヒット商品だったが 発売5年後には飽きられた ブランドは、企業の「資産」だ。トヨタ、ベンツ、資生堂などは、社名を聞くだけで企業姿勢や、商品の強み、クオリティが思い浮かぶ。この状況になるまで、上記の企業はどれだけの実績をあげ、広告費を使っただろう? 売上げは最盛期の半分、存亡の危機にあったキリン『生茶』は、今年春のリニューアルで見事再生を果たした。商品開発担当の菅谷恵子氏が語る「お客に飽きられたブランド」復活の道程とは? もちろん、商品も同じだ。 キリンの『生茶』ブランドは2000年に誕生した。

