「退院してからはじめて練習グラウンドに出て日差しを浴びたとき、すごく気持ち良かった。練習場で軽くランニングしただけですけど、いつもの風景が見えて『ああ、みんなのところに戻って来られたんだな』って実感しました」 3月12日に退院。3月14日から練習グラウンドでのリハビリを開始している中村憲剛。下顎骨骨折(かがくこつこっせつ)という大けがを負ってからちょうど1カ月後の3月23日にはスパイクを履いた練習ができるようになり、現在では制限つきではあるものの、チームの全体練習に参加できるまでに回復した。「少しずつ景色が戻ってきました」と本人が語るように、復帰へのシナリオは着々と進んでいるようだ。 「あっという間のようで、長かったような気もします」 16日間の入院生活をこう振り返る。病院でのリハビリがスタートし、生活サイクルが安定してからはテンポ良く1日を過ごすことができたが、入院当初は1人きりの

