国土地理院(茨城県つくば市)は28日、地球上の位置を決める観測データ用のサーバー1台が不正アクセスを受けていたことを明らかにした。同院は「現時点で被害は確認されていない」として、原因究明を急いでいる。 同院によると、サーバーでは観測データのみを扱っており、機密情報や個人情報は保存されていないという。27日午前にサーバーに接続していた関東地方の大学機関から指摘があり、発覚した。 同院が調べたところ、外部からの攻撃を受け、IDとパスワードが解析されサーバー内に不正に侵入。接続している大学や研究機関のサーバーに攻撃し、同様にIDとパスワードを解析して不正に侵入しようとしたが、未遂に終わった。 同院はパスワードを変更するとともに、今後は事前登録した利用者にしかアクセスできないよう対策をとるという。

