2024年に発売されたHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ・・・』が、その美しいグラフィックとは裏腹に、「冒険の手触り」を希薄化させたゲームバランスや探索においていくつかの課題を残したことは記憶に新しい。それだけにロト三部作の「続き」となるHD-2D版『ドラゴンクエストI&II』に対して、筆者もまた期待以上に、複雑な疑念を抱いていた。 あわせて読みたいHD-2D版「ドラゴンクエスト」3作のアートブックが2026年2月26日に発売へ コンセプトアートやドット絵などのほか、初公開のアートも収録 しかしその疑念は、『ドラゴンクエストI』の序盤から鮮やかに覆されることとなる。本作は「I」と「II」の個別リメイクという安易な道を選ばず、HD-2D版「III」のエンディングから地続きの物語として、伝説のその後を描く、明確な「IIIの続編」として設計されていたからだ。その追加シナリオは、ゲ

