広く弱くつながって生きる 2018.06.18 公開 ポスト 第四回 結婚相手より仲間のほうが大事?小野美由紀(ライター・コラムニスト)/佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト) 新書『広く弱くつながって生きる』の著者・佐々木俊尚さんと、小説『メゾン刻の湯』の著者・小野美由紀さん。おふたりが「これからのつながり方」について対談しました。 『君の名は。』がヒットした理由 佐々木 なんかね、すごく自由な社会になってきているので、「出会えること自体が奇跡的」と僕、最近思うんですよ。一昨年、『君の名は。』という映画がヒットしたじゃないですか。絶対に出会わない高校生の男の子と女の子が出会ってしまうという話で、あれってまさに今の時代の感覚。出会えないのが出会ってしまう。その出会いという偶然性みたいなものをいとおしむというね。そういう感覚にすごく満ち溢れた映画だなと思っていて。あの感覚こそが二一世紀の日本の感

