神戸市灘区の王子公園(19・2ヘクタール)の再整備計画が波紋を広げている。市は2021年12月に公表した素案で、遊園地やラジオ体操の会場となっているサブグラウンドなど市民に長年親しまれた施設の廃止を盛り込んだ。地元では市民の意見公募を促す動きのほか、計画に反対する署名活動が始まっている。 公園は1950年に開設。51年に市立王子動物園、56年に王子スタジアムやテニスコートがオープンし、その後もスポーツや文化施設が整備された。 市は2021年1月、大学を誘致したうえで、老朽化した施設を整理し、「交通便利な立地を生かす」とした再整備方針を表明。同12月、エリアの区分けや廃止施設を示した素案を公表した。

