胸に次女を抱く女性。生活保護の申請後、持っている車の処分を求められました=2025年2月、東北地方、小玉重隆撮影 保育園に通う子ども3人の送り迎えのために必須なのに……。生活保護を申請したところ、車の処分を求められた女性。地方で「生活の足」になっている車を処分するか、生活保護をあきらめるかーー。そんな選択を迫られた人たちに話を聞き、制度のあり方について考えました。(朝日新聞記者・奈良美里) 日々の暮らしに欠かせない車だけど 「車を処分してください」 そう言われて、30代の女性の頭に浮かんだのは「お昼寝布団、三つをどうやって?」だったといいます。 この女性は東北地方で1~7歳の子どもたち4人と暮らしていました。 育休中の離婚をきっかけに生活保護を申請したところ、自治体から車の処分を求められました。 月曜朝は子どもたちをせかしながら、保育園に通う3人分の昼寝布団や着替えを車で運んでいました。無

