バックナンバー東北リーグ開幕戦で、シュートを放つ福島ユナイテッドのFW平岡佑太戦況を見つめる手塚聡監督(右)と時崎悠コーチ=写真はいずれも福島ユナイテッド提供 将来のJリーグ入りを目指す福島ユナイテッドFCの選手・スタッフ計31人が、大阪のとあるマンションに集まったのは、3月27日のことだった。東日本大震災から16日目。福島第一原発の状況がどうなるのか、誰もわからない。家族や恋人から、福島でのプレー続行を反対された選手も少なくない。 一方で、2004年に設立され、まだ歴史の浅いチームを応援してくれる人々の顔も目に浮かぶ。「俺たちにできることは何なのか。ボランティアもできる。物資を集めることもできる」。話し合いを経て、一つの結論が出た。「福島のためにJリーグに加盟しようという思いは変わらない。当初の目標通り、今年はJFL昇格を目指す」 翌週、選手たちは福島に集合した。7人が退団していた

