「野田内閣は『直勝内閣』だ」。たちあがれ日本の片山虎之助参院幹事長は9月29日の参院予算委員会で、野田佳彦総理が財務省の勝栄二郎事務次官の言いなりになって増税路線を進めているとし、「血も涙も少ない」と批判した。けだし名言だ。 「直勝内閣」とは、鈴木善幸内閣が田中角栄元首相の影響下にあったとして「直角内閣」に倣った表現だ。また、「直勝」とは、野田総理が勝事務次官に「直轄」されていることも掛け合わせているのだろう。 勝財務次官は大物次官といわれるだけあって、人事が絶妙だ。財務省の強みは、閣僚にまで秘書官を派遣している人的ネットワークだ。 総理秘書官には太田充氏(1983年入省)を送り込んだ。蓮舫行政刷新担当相のところの秘書官には吉井浩氏(88年)、自見庄三郎金融担当相のところの秘書官には井藤英樹氏(88年)だ。彼らは古川元久国家戦略相の同期であり、意思疎通の連携は強固だ。 藤村修官房長

