間違っていないが、やり方が悪かった――。 旧“竹原派”市議が語る独裁政治の功罪 「竹原さんがやろうとしたことは、今でも間違っていないと思うが、やり方が荒っぽかった。もっと丁寧なやり方で、合意点を探るべきだったと思う。ただ、ポピュリズムと言われるのは不本意。事実を公開しただけで、(市民の怒りを)煽ったつもりはありません」 こう振り返るのは、鹿児島県阿久根市の松元薫久市議。35歳の若手市議で、「官民格差の是正」を掲げ、市職員と反対派議員を徹底攻撃した竹原信一・前市長派(4人)のメンバーだった。 現在、議会内に「竹原派」というもの自体がなくなったと語る。そして、新しい市長とは是々非々の関係で、議員間の話し合いもできるように変わったと明かす。 日本の地方自治のあり方を根底から揺さぶる挙に出たのが、阿久根市の竹原前市長だった。「問答無用」と議会を招集せず、専決処分で職員賞与を半減するなど「一刀両断」

