家電...というか、モノづくりをする大手企業はソフトウェアエンジニアひとつとっても多種多様な職場が用意されている。Cerevoのようなスタートアップ企業ではR&Dもへったくれもないのだが、パナソニックやニッサンといった大企業への就職を検討するなら、各部門の特性・力関係をしっかりと理解しておきたい。特に力関係については人事やリクルーターが本音を話してくれないポイントである。まずは各部門がやっている仕事のイメージと特性をかいつまんで説明していこう。 このイメージをしっかりと持つことで、面接時にとんちんかんなことを聞いたり、言ったりすることも減るはずだ。R&Dの募集に現場開発のイメージもってこられてもねぇ、というのが採る側の理論なのだから。 R&D(研究)部門 研究部門と開発部門では時間の流れ方が全く違う。技術系志向の人はまずここをよく読んで、どちらが自分の理想に近いかイメージしてみてほしい。
かなり前のことですが、セールスマネージャー候補者Aさんを、ある世界的に著名な企業B社に推薦したことがありました。B社は非常にユニークな企業で、同業種からの転職者を一切採用しません。また、セールススマネージャー候補であるにもかかわらず、セールス経験もマネジメント経験もほぼ問わないのです。明らかに、候補者のヒトとしてのポテンシャルを最重視する採用方針であり、しかも長年にわたってそれが見事に機能してきたという歴史を持っています。 さて、その候補者Aさんなのですが、人物面や知性の面で自信を持って推せるのは勿論、独特のオーラがある女性で、B社の価値観や社風とも非常にフィット感が高いと見ていました。しかも、ご本人の入社意欲も非常に高く、B社で是非活躍したいという熱意に溢れ、どこからどう見ても同社で活躍する未来像しか浮かばないような気がしていました。 そんなAさんですが、結果がどうなったかと言えば、一次
ボクは一年間,ある大手電気メーカの情報システム部門で勤務した. この一年間で学んだ事をまとめる. 最低限コレを押さえておけば,変な失望や誤解を招かなくてすむ. 製造業とは第2次産業である. コレだけは自覚しておいてほしい. あなたが入社する製造業とは第二次産業である. つまり,何か実態のある材料を買って,実態のある材料を作る必要がある. これには2つの意味がある. 1つは,必ずモノを流れるという事. 2つは,売上 ー 材料 ー 作成費用 ー 輸送量 = 利益 1つめは,ソフトウェアは無から何かを作り上げる事が出来る. あなたはいままで,コンピュータという,インフラ一つでシステムを作り上げる事が出来た. 製造業は違う. ドライバーがあっても,何も作れない. ドライバーはタダの道具でしかない. これは何を意味するか? 思うに簡単に独立できない事を意味する. 機械工学の学生がベンチャーの話をして
日本企業で成果主義型の人事評価制度の導入が進んだ結果、多くの管理職が自身の個人業績の向上と部下の管理・育成を同時にこなす「プレーイングマネジャー」であることを求められるようになっている。 しかし、2つの異なる役割を両立できず、業績の達成を優先して部下の管理・育成を疎かにしてしまうことが少なくない。その結果、部署全体の業績が低下してしまうという悪循環に陥っている。 このジレンマを克服するにはどうすべきなのか。同じ問題にいち早く直面した米国で管理職のあり方を研究しているリンダ・ヒル教授に問題解決への方策を語ってもらった。 「プレーイングマネジャー」の役割を求められている管理職のことを米国では「プロデューサー兼マネジャー」と呼んでいます。それは誰にとっても難しい役回りです。 何年か前に管理職にプレーヤーとしての役割を断念させた方がいいのか、それとも続けさせた方がいいのかを調査したことがあります。
梅田さんの"「好きを貫く」ことと大企業への就職"というエントリーを読んだ。梅田さんは古典的な日本の大企業を想定されて書かれているので、私の所属する外資系大企業は少し趣が異なるが、私も少しは大企業経験者なのでいくつか思いつくことをコメントしてみたい。 まず、大企業を論じる場合、梅田さんのエントリーのように勤める人の特性を一まとめにするのは少し無理があるように思う。というのも大企業も例にもれず、20/80の法則は当てはまり、所属する人は、「上位20%の人」と「それ以外の80%の人」の2つの集団に分類され、なおかつこの2つの層が存在することを受け入れることが大企業で働くということだからだ。私の感覚でざっくり両者の特徴を書くと下記のような感じ。<上位20%の人> 売上・利益の80%を生み出す 戦略・組織・プロセスなどの大企業の歯車の仕組みを作り出す 「潤沢なリソースを活用し、大きな仕事を思いっきり
僕もモノを書くプロだし、ブログも4年以上真剣に書いているわけで、どういうテーマでどういう書き方をするとどういう反応が返ってくるか、というのはだいたいわかった上で、わざわざこういう一連のエントリーを書いているつもり。ブログだから本と違って「勢い」を重視していて、そのほうが物議をかもすこともできるから、そのほうが面白いだろうということも含めて。一部のコメントに対する答えになるかどうかわからないけど、けっこう真剣に若い人たちの「かなり広い層」のことを考えながら書いているということは、ここで表明しておく。 「ウェブ進化論」の中で、日本という国は「いったん属した組織を一度も辞めたことのない人たち」ばかりの発想に支配されていて、それが問題だということを書いた。一連のエントリーのコメントのどこかで、「大企業に向く」要素って、「日本の教育システムで生き残る条件によく似ている」と書いていた人がいたが、じつは
2007/03/27 産業界には実践があるが科学がない、大学には科学はあるが実践がない。ソフトウェア産業界における優秀なアーキテクト不足の問題は、産業界とアカデミックな世界のギャップにある。アカデミックな世界には、複雑・高度化するソフトウェア開発で有用な先端的ツールや手法が存在しているが、実際の課題に適用した教材が不足している。一方、産業界では難度の高い新規開発課題に対して、高い品質の設計が行える優れたアーキテクトが不足している。ソフトウェア産業の国際競争力低下の背景には産学間の隔たりがある――。 こうした問題意識から、国立情報学研究所(NII)では文部科学省の支援を受け、2005年9月から教育プログラム「トップエスイー『サイエンスによる知的ものづくり教育』」を開始している。NIIのほか、NTTデータ、日立製作所、富士通総研、東芝、日本電気など11社と、大学関係者として東工大、早稲田大、東
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨夜の「「私にしかできない仕事というのは組織では幻想」というのは幻想」というエントリーにいただいたコメントの中で、「それを幻想としなければ生産管理が難しくなる」だったり、「第一 そんな仕事ばっかの企業って企業として成り立たない」といったコメントをいただきました。 おっしゃりたいことはわからなくもないのですが、ちょっとそれは企業だとか、経営だとかを悲観的にみすぎなのではないだろうかと感じました。本当に企業がそんな風にしか活動できないとすると、ちょっと未来が感じられません。 しかし、別にちょっとくらい個の自由を認めたくらいで、生産管理やその他の面で企業が困ることなんてありません。実際、そういう会社で働いてますから、それは断言できます。それにすべてが自由だというわけでも、昨日もア
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