タイトルがそのままゴールなのですがダラダラ書きます。 はじめに ある技術書の要約を読んで、「なるほど、この本の主張はこういうことか」と納得した。数ヶ月後、原著を手に取って驚いた。要約で「核心」とされていた部分は、実は本全体の一部に過ぎなかった。著者が本当に伝えたかったことは、要約では一行も触れられていなかったのだ。 技術書、非技術書に限らず、書評や要約を読んでいると、ある違和感に気づく。これは「圧縮」ではなく、本質的に異なるものではないか。 原著者の思考プロセスは消失し、要約者のフィルタリングと優先度により情報が再構成される。同じ本から異なる要約が生まれる。そのコンテキストを知らずに読むと、原典でなく要約者の思想を取り込んでしまう。 これはデジタル圧縮に例えるなら、可逆圧縮ではなく非可逆変換だ。ZIPファイルのように元に戻せる圧縮ではなく、JPEGのように一度変換すれば二度と元には戻らない

