※前回記事はこちら 『トヨタ、周囲をイエスマンで固める「章男社長ぼんぼん経営」の実態』 最近、トヨタ自動車の下請け企業が困り果てている。豊田章男氏が社長になって業績が急回復したことを印象付けるため、部品メーカーに「円高協力金」という名の無理な値引き要請をしているのだ。トヨタの下請け企業には長年トヨタと付き合い、売上高が数百億円の大きな会社も多いが、こうした譜代の下請けメーカーの業績が悪化し始め苦しんでいる。 実は、この構図こそが、これまでのトヨタおよびトヨタ系列になかったものだ。現場を知らない左翼系の記者や評論家は「トヨタの下請けいじめ」と気安く書いてきたが、これまでのトヨタの経営方針は下請けとの共存共栄が大原則であった。 例えば、10円のコストダウンをすれば、5円ずつをトヨタと下請けで分かち合うシステムだった。そのコスト削減のための指導プロセスの厳しさゆえに、「トヨタが下請けをいじめてい

