根・根っこの表現・描写(引用集)

既存作品から抽出した用例をカテゴリ別に掲載しています。創作の「言い回し」「描写」の参考にどうぞ。

TOP > 風景表現 > 植物 > 根・根っこ

根・根っこの表現・描写
根が、老いた蛇の肌のように灰白色に乾いてささくれだって、しぶとくうねっている
日野 啓三 / 抱擁 amazon関連カテ根・根っこ
(椿のトンネルは)長年の風雨に晒されて土を奪われたせいか、椿の幹の下から曲がりくねった裸の根が幾本も顔を出し、からまり合っている。しかもその表面は雨に濡れてなまめかしく、浅川はふと巨大な怪物の腸の中を走り抜けているかのような感覚に陥ってしまう。
鈴木 光司 / リング amazon関連カテ舗装されてない道(畦道・砂利道)根・根っこ
根方のところの上が壊(くず)れて大鰻(おおうなぎ)をこねたような根が幾筋ともなくあらわれた
泉 鏡花 / 高野聖 amazon関連カテ根・根っこ
青い毛のような草の根
島崎 藤村 / 千曲川のスケッチ amazon関連カテ根・根っこ
染み込んだ春の日が、深く草の根にこもって、どっかと尻をおろすと、眼に入(い)らぬ陽炎を踏みつぶしたような心持ちがする。
夏目 漱石 / 草枕 amazon関連カテ春の日差し・光根・根っこ
(養分を根から吸い上げる木の根)根は貪婪どんらんたこのように、それを抱きかかえ、いそぎんちゃくの食糸のような毛根をあつめて、その液体を吸っている。
梶井基次郎 / 桜の樹の下には 青空文庫関連カテ根・根っこ
切り崩された赤土のなかからにょきにょき女のももが生えていた。
梶井基次郎 / 雪後 青空文庫関連カテ根・根っこ
あと 6 個の表現が登録されています
ログインして全部見る

植物の小分類