虫が飛ぶ・羽音の表現・描写(引用集)

既存作品から抽出した用例をカテゴリ別に掲載しています。創作の「言い回し」「描写」の参考にどうぞ。

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虫が飛ぶ・羽音の表現・描写
飛行機の音ではなかった。耳の後ろ側を飛んでいた虫の羽音だった。蠅よりも小さな虫は、目の前をしばらく旋回して暗い部屋の隅へと見えなくなった。
村上 龍 / 限りなく透明に近いブルー amazon関連カテ虫が飛ぶ・羽音
虫の舞い込む羽音
関連カテ虫が飛ぶ・羽音
茶褐色の虫が、スースーという老人の寝息のような羽音をたてて
井上 光晴 / 小説ガダルカナル戦詩集 amazon関連カテ虫が飛ぶ・羽音
やがて短く羽音がして、また静まった
関連カテ虫が飛ぶ・羽音
ぶ厚い四翅をばさばさと打ちふるたびに、綿の実のような鱗粉が片々と乱れ
北 杜夫 / 谿間にて「新潮日本文学 61 北杜夫集―楡家の人びと・他」に収録 amazon関連カテ虫が飛ぶ・羽音蛾(が)
どこからともなく蜜蜂の羽音が聞こえてくる。先生の部屋で聞いた羽音の名残りなのか、ただの耳鳴りなのか区別がつかない。しかしそれはどんなにか細く微かでも、それることなく真直ぐ鼓膜を突き抜けてゆく。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon関連カテ虫が飛ぶ・羽音
蜜蜂みつばちうなるような音
夢野久作 / ドグラ・マグラ 青空文庫関連カテ虫が飛ぶ・羽音蜂(はち)
起きている窓はなく、深夜の静けさはかさとなって街燈のぐるりに集まっていた。固い音が時どきするのは突き当っていく黄金虫ぶんぶんの音でもあるらしかった。
梶井基次郎 / ある心の風景 青空文庫関連カテ街灯・外のあかり虫が飛ぶ・羽音夜のしじま(静けさ)深夜コガネムシ
(小さい虫たちが飛び交う)昆虫。昆虫。初冬といっても彼らの活動は空に織るようである。
梶井基次郎 / 冬の蠅 青空文庫関連カテ虫が飛ぶ・羽音
(小さな虫が飛び交う)内湾うちうみのように賑やかな溪の空
梶井基次郎 / 冬の蠅 青空文庫関連カテ騒がしい・ざわめき虫が飛ぶ・羽音
蜂がけだるい羽音を立てて飛んでいた。
村上春樹「遠い太鼓 (講談社文庫)」に収録 amazon関連カテ虫が飛ぶ・羽音
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